【子育て】「季節の行事」は無言のプレッシャー
子育てに慣れていなかったとき、
「ひな祭り」や「こどもの日」が
とてもプレッシャーだった。
「季節の行事」がある日は、
母親がご馳走をつくって、
お部屋を飾り付けして、
子どもの笑顔をケーキと一緒に
写真に収めなければいけないと
思っていたからだった。
実際には、
普段の食事を作るだけでも精一杯。
公園から帰ってきて、
1歳の娘と3歳の息子をお風呂に入れて、
「ママ、抱っこ」としがみつく2人に
なんとかテレビを見せてごまかして、
やっとやっと味噌汁をつくっていた。
「はまぐりのお吸い物も」と思ったけれど、
スーパーで3個500円。
代わりにあさりをかごに入れた。
子育てをしていると、
毎日があっという間に過ぎ去っていく。
夜も数時間おきに目が覚めて、
授乳や夜泣きの対応をする。
いつからが昨日で、いつからが今日なのか、
ぼーっとした頭は、すべてを曖昧に処理してしまう。
「春が、きたんだよ」
季節の行事は、子育てに奮闘するママを苦しめるものじゃない。
何もなければ、ぼんやりとのっぺらぼうに過ぎ去りがちな毎日に、
ほんの少しの彩りをそえてくれるものなんだ。
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