揺れる火
くだらない、と吐き捨てるほど陳腐
僕らの生活はダサいくらいが丁度良かった
誰も聞いていないようなラジオ
説教臭い声で 目覚めの悪い朝
もっと焚き付けてよ
今しか見れなくなるくらいに
誘惑の炎
揺れる君のスカート
苛々するんだ こんな狭い部屋じゃ
もっと心地よく 夢を見たいもんだ
いつか目が覚めると分かっていても
嘘だよ
本当の心なんて どこにもないんじゃない?
ねぇ
もっと遠くから呼んでよ
近づいたら きっと幻想は終わる
偽物の愛に
酔いしれる愚か者は僕
もっと
もっと
もっと
行けないところまで、いって...
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