万城目学『八月の御所グラウンド』
五山送り火が、クライマックスで使われています。
思えばTVシリーズの「京都人の密かな愉しみ」でもそうでした。
とても重いエピソードと絡められてた。
鷲田清一『京都の平熱』と同時に読んでいたので、「大に点を打って犬にして市民の怒りを買った学生」のことがどうしても思い出されます。
(市民でないので、おもしろいと思ってしまいました…)
そんな「犬文字焼き」が頭をよぎっても、それでも夜の場面にはジーンとします。
そして綾瀬川くん(ダイヤモンドの功罪)は実在したんだなぁと思ってしまいますね。
S氏登場シーンからもう一度読みます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?