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無駄なんて、ないんだよ

不登校という形で福祉に関わり始めました

14歳で保健室登校し始めた時に児童相談所へ行きましたが
そこでは心配、寄り添いの心があるのか、
仕事だから話を聞く、そう言った印象しかありませんでした
14歳の優等生にしてみれば人生が激変したのに…

15歳で精神科に通うようになると薬も飲むし
死んだほうがマシに思える症状が次々と出てきて苦しむ

本当に真っ暗な人生



30歳でピアサポーターを知ると
直感でなることを決めて養成研修を受けました

「あなたが今まで10人に裏切られたなら
私は11人目の味方としてあなたの前に現れたい」


これは甘い夢を見ているのかもしれません
甘くても、幻想でも、大切な思いです

ピアサポーターとして、同じ当事者として、
一人でないことを伝えていきたい

支援とは相手に心の奥に隠した気持ちに気づいてもらうこと
あれも、これも、と手を出し続けることではない
側にいるだけでも心の支援


言葉と温もりは心への薬
そっと閉ざされた心のドアをノックして
待ち続けて、時がきたらドアが少し開く
すぐに結果を求めない


保健室登校からB型作業所利用するまでに15年です
そこからピアサポーターという目標を見つけて
3年かかりやっと就職できました

人の時計は特別製
ゆっくりだったり、せっかちだったり、
針が逆に回っていたり、
でもどんな時計もその人にとって本物、
時計という名の人生です


それが周りと違っても否定しない
周りと違うから教えてもらいたい
一緒に考えさせてほしい

私はまだ福祉の厳しさを知りません
ただ当事者であること
これまでの人生を頼りにしていく

あの真っ暗な人生はきっと誰かの役にたつ

*愛音*

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