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自分を大切にしないと誰かを大切にすることはできない【だらしない彼から学んだこと】
「自分を大切にしないと、誰かを大切にすることはできない」
ドタキャンを繰り返す、言ったことをやらない、そんな彼の姿を見ながらあぁ、そうかと府に落ちた。
なぜか。
この人はドタキャンしたり、言うだけで行動しない一方、私の遅刻やドタキャン、疲れて何もできないことに対して寛容なんですよね。
私は自分に足りないものを必死に補おうとして生きてきました。
今のままじゃだめだ、これじゃ足りない。
気づかない間に「〜しないといけない」「〜なのはだめ」という自分ルールが無数に出来上がっていました。
「だからこそ他の人よりも成長できるんだから、すごいよ」と彼は言ってくれます。
でも、自分の気持ちを無視してムチを打っている私は他人に対してもムチを向けてしまう。
友達に相談された時に、「え、やったら良いじゃん!」とか「もっとこうしなよ」とか生意気に言ってたんですね。友達は毎回元気になって「ありがとう」って言ってくれるし、「aiに相談して良かった」って言ってくれてたので、自分はみんなより一歩先に進んでると思ってました。
今思うと、表には出さないけど私がかける言葉の裏には「え、(そんなこと言ってないで)やれば良くない?」とか「(そんなんじゃダメだよ)もっとこうしなよ」とかっていう気持ちもあったんですよね。
最低ですね(笑)
だからこそ、ドタキャンをする彼には「普通、逆算して間に合うように調整するでしょ」って思ったし、やるって言って結局寝る彼には「いや、やるって言ってたくせにやらないの?そんなんだから予定終わらなくてドタキャンする羽目になるんでしょ」と。
だらしない人と勝手に決めつけていました。
彼の言う言葉や行動の背景を想像できなかったんですよね。
もしかしたら、その日やることが急に増えちゃったり、ずっと夜遅くまでやってて疲れてたのかもしれない。
でもそれでも私は予定が急に入るかもしれないから前倒しで進めるし、疲れててもやらなければいけないと思っていましたし、そうやってきました。
彼から自分を大切にしないと、誰かを大切にすることはできないんだと学んでからは、自分が正しくいようとするあまり、他人にもその価値観を押し付けていたんだなと気づきました。
今では前よりは自分の気持ちに正直にいれるようになったし、疲れたら休めるようになりました。
足りないものばかり探して克服しようとしていた自分に、完璧である必要はないし、今のままの自分でも大丈夫だと言ってあげたいです。
そしてこのことに気づかせてくれた彼にはとても感謝しています。
彼と一緒にいると生きるのがすごく、楽です。
大切な人がいる人は、まずは自分を大切にしてください。
※ドタキャンの癖は直りました。
※最近は言葉と行動が伴ってきました。
※彼はそんなにだらしない人ではないです。
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