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好きを仕事にすると辛いのはホント?

「好きなことは、仕事にするものじゃないよね。」
という言葉を、私の周りで時々耳にしてきた。

なんとなく、その言葉が常識のように思えてしまい
好きなことは、趣味の世界にとどめておいて
仕事とは分けるものだと考えていた。

ところが、このことが覆された。
結論からいうと
「好き」は仕事に「なる」ものであって
「好き」は「する」ものではないということ。
なんと、救われるし、喜ばしい考え方!

つまり、自分の中から自然に湧いてくる
好きというものが、誰にでもあるはず。
この好きなことをひたすら誰かのためにしてあげて
その人が感謝してくれたら
好きなことが、いつしか仕事に、
つまり収入になっていた、ということ。

最初から仕事しよう!という起点ではなく
自然に仕事になっているというイメージ。

たとえば、私は、子供のころから
母によく連れられて
銀座のデパートや横浜の元町に行って
たくさんの洋服を買ってもらった。

そして、その新しい洋服と手持ちのバッグや靴に合わせて
トータルコーディネートしてもらう。
アクセントとして、三角に折ったスカーフを
頭にかぶって、あごの下で結わく。
そうね、オードリーヘップバーンのようにね。
まあ、私とオードリーでは似ても似つかないけど(汗)

それでも、鏡に映った私は、お洒落でチャーミングな女の子。
着る服によってこんなにも人は変わるんだということを知ったわけ。

この気づきをきっかけに
お洒落をすることがとても好きになった。

これが自分の中から湧き出てくる好きです。

そうして、成人してから今にかけて40年間
よく友人に、どこで、どんな服を買っていいかわからないから
一緒に買物に行ってほしいと、お願いされてきた。

その人にぴったり合った服を探すのは、ほんとうに楽しい!
なかなか見つからないこともあるけれど
見つかったときは、自分のことように嬉しくてたまらない。

さらに、素敵に変身した友人に感謝されるので
私はダブルで嬉しいことになる。

これが、自分の中から湧いてくる好きなこと。
それを使って感謝してくれる人が増えると収入に繋がっていく。

つまり、「好き」は仕事に「なる」ということは、
こういうことだと思っている。

しかし、いつまでも「好き」でいられないかもしれない。
毎日、同じことの繰り返しで、飽きてしまって
好きでなくなってしまうことだってあるでしょうね。

この状態を続けていたら、だんだん辛くなってしまいそう。
いつまでも、しがみついていないで、
さっさと次なる好きにシフトしていきたい。

つねに、自分も世の中も変化しているから
今がよくても、次の好きを生かす準備を
していくことって大切よね、と思う。

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