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子供と学ぶ

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子供は知識の泉のようです。そこから何を感じ、何を言い、何を言わないか、どう行動するかなどについて書いていきます。
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#子育て

こんな風に育てたつもりはないのに

私は子育てよりも仕事を優先していた。 かなり息子たちに負担をかけた。 保育園から息子が熱があるという 連絡があってもお迎えは18時過ぎ。 たまに小学生の兄が弟を病院に 連れて行ってくれた。 学校の休暇日に学校に行かせた。 お弁当を持参することになっている日、私は作らなかった。 息子は、友だちから少しづつ分けてもらったそうだ。 私は学校からの手紙を読み忘れることが、しばしばあった。 息子は先生の話を聞いていなかった。 私が一向に仕事から帰ってこないので 中学生の兄が弟

お金の教育

長男は26歳のときに 投資目的で分譲マンションを買いました。 人気の東急東横線の駅周辺にあり 単身向けに貸しているそうです。 次男は18歳のときから 株式や投資信託の運用をしています。 株式は配当金が良くて投資金額が少なくて業種を分散させていて、 投資信託は毎月積み立て、再投資、指数連動型を選んでいます。 世界中で言われていることとして 子どもたちのお金に関する習慣の4割は 親から学んでいるそうです。 私の日頃の行動や言葉から 子どもたちは少しづつ学んでいった というこ

息子はカリスマ主婦?

次男は6歳の頃から 今ではあっちこっちにある OKスーパーによくお買い物に 行ってくれたものです。 リュックに買ったものを詰める。 食パンが入らなくて 手にぶら下げて帰ろうとすると おばちゃんが 「袋あげる。買うともったいないからね。」 と声をかけてくれたり ショッピングリストに 書いてある物が見つからないと おばちゃんが売り場まで 連れていってくれたり 「ボク、えらいね〜!」って 声をかけてくれたり 私の知らないところで いろんな人が助けてくれたり スーパーでのコミ

こう声かけているから子供がどんどん動いてくれる

私の息子たちは 私の苦手とする家事を 率先してせっせとやってくれる。 私はとても綺麗好きなので 掃除は私が担当。 しかし、旅行などで不在の時は 頼まなくても掃除や洗濯を しておいてくれる。 頼まなくても このようにしてくれる背景に 私は「子育て」をしなかった からかもしれない。 どの親だって ほんの数人の子供しかもたない。 親だって初心者。 育児書だって役に立たない。 子供がマニュアル通りだったら 苦労しない。 想定外のことばかり起こる。 その度に 子供への態度や声がけ

迷惑をかけてはいけないと子供に言う代わりにこう伝えたい

子供の頃、親や先生に 「人に迷惑かけていけません。」 と口癖のように言われてきました。 素直にその言葉を受け取りました。 どうしていいか分からず 困ったとき 自分の力で何とかしないと いけないと思ったものです。 しかし、ギリギリまで その困った「爆弾」を抱えて そして、自分で処理しきれずに 「爆発」してしまい 結局、大迷惑をかけたという 苦い経験があります。 「迷惑をかけてはいけない」 というその言葉は 重た過ぎたように思います。 私の場合は 相談することさえも

やるか、やらないか、どっちを選ぶ?

この写真は 息子が通う調理専門学校の厨房。 一般のお客様向けに コース料理を提供してくれます。 毎日の授業で お料理を学んでいるので かなり腕を上げているはずです。 しかし サービスを提供するのは 授業の中に組み込まれていません。 レストラントレーニングといって お客様にお料理を提供するのは 部活のようなもので 生徒が自主的に参加します。 200人いる生徒のうち 今回、参加した生徒数は たったの10人ほど。 授業では経験できない 貴重な学びの場に参加した息子は いい

形あるものはいつか壊れる

息子が キッチンでディナーを 作ってくれていたとき 「ガチャ〜〜ン」 という音が聞こえました。 明らかに食器が割れた音。 すぐに駆けつけて ケガない❓大丈夫❓と 聞くつもりだった。 見てみるとそれは 私のお気に入りのお皿でした。 一瞬、「あーあ」って 言ってしまったんです。 「ケガは、ない?」 というタイミングが遅かった。 繊細な息子は 即座に私の想いを 読み取ったに違いない。 息子は無言。。。 そして 私は過去を思い出しました。 自然にこんな言葉が出て

家で過ごす時間を宝だと思える

予定のない休日を家で過ごすときも ちゃんと頭を使う。 こんな日も大切に使う。 寝ているのがもったいないから いつもと変わらず5時までに起きる。 この時期は真っ暗だけど。 そして、今日やりたいことを決める。 やりたいことが溢れているから やることなくて困ることはない。 これはエンドレス。 時間を無駄に過してしまうと 私の心が喜ばないから、こうしている。 それは、まるで人生を無駄にして その一部を捨てているような気持ちになる。 一日中、何もしないで、ゴロゴロしていて あ〜

母になっても私の宝は手放さない

お母さんになっても いつも生き生きしていて 内側から輝いていられる秘訣 って、なんだろう? そんな女性たちは 自分のために生きているように 思います。 私も、そんな母のひとりかも。 今、思い返してみると 私は、周囲のお母さんの世界では アウェイな存在だった。 当時、公園デビューが流行っていた。 近所の公園には お母さんたちが集まって しゃべっている。 子供たちは子供同士で遊んでいる。 このグループに入れてもらうことが 「公園デビュー」と言っていた。 お母さんたちは みん

その質問は誰のため?

時々、会話しているとき 私ってなんて馬鹿な質問を したのだろう? と思うことがあります。 後になってから あの場面では こう質問すればよかったのにと 思ったりすることもあります。 例えば、子供とのこのような会話。 息子の帰宅が遅くなると 私は 誰と遊んでたの? どこ行っていたの? 夕食は何食べたの? これ以上の質問をすると 詰問になってしまいそう。 息子にとっては プラスにならない質問をされています。 よく考えるとこれは 誰のための質問なのでしょう? 息子じゃな

親のストーリーに子供を誘導している?

子供と関わることの「宝物」を頂きました。 知識も「宝物」ですね。 私は、いつも自分のストーリーに 子供を誘導してきました。 この自分のストーリーとは、  子供にこれ教えてあげよう  子供にこれあげたら喜ぶはず  子供にこうしてあげたら幸せになるはず といったような、 子供にとっていいはずに違いないという 親のストーリーを作っているそうです。 子供には子供のストーリーがあるのに そのような存在すらも 考えたこともありませんでした。。 私は親だから 正しいことを教えて

ママがいないときに子供は成長する

私は、子供よりも仕事を優先してきました。 こんな私を見て 近所の専業主婦たちは 子供が可哀想。 そんなに働く必要あるの? と言いました。 あ〜ほんと、可哀想かも。。。 後ろめたい気持ちになったものです。 例えば、子供が小学校1年生のときのこと。 子供が鍵を締めて出かける。 子供が誰もいない暗い家に帰る。 スーパーでお買い物してきてもらう。 小さな体で大きなリュックを背負って。 入りきらない食パンは、そのまま両手に持って。 創立記念休日と知らず、子供は学校に行き

子供に逃げ道をあげる

「心」の病院に行ってきました。 息子は今月から 調理専門学校に通い始めました。 新しい環境に馴染まず すごく緊張するそうです。 人が周りにいるだけで 冷や汗をかいて 気持ち悪くなるそうです。 でも、その場を離れることは 後ろめたくて 頑張ってそこにいる。 さらに、調理実習なので 作ったものを食べないといけない。 二重苦のようです。 今日も気持ち悪くなったらどうしよう? みんなの前で恥をかいたらどうしよう? そんな不安を毎日抱えて 学校に行っています。 私は、

子供を感じる

日曜の午後。 息子が何か言う前に、感じました。 その日の午後は あれやって、 これやって、 それから、 このNoteを投稿して やりたいことがてんこ盛り。 そこに、18歳の息子が 今日は用事ある? と聞きます。 私と過ごしたい感があるなぁ〜と 感じたので 特にないけど、何かあるの?と私。 買い物、行かない? と言います。 何か欲しいものあるんだっけ? など、聞いていくと どうやら 買い物よりは 外でランチをしたいらしい。 ということで、出かけました。 そう