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子供と学ぶ

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子供は知識の泉のようです。そこから何を感じ、何を言い、何を言わないか、どう行動するかなどについて書いていきます。
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#幸せ

やるか、やらないか、どっちを選ぶ?

この写真は 息子が通う調理専門学校の厨房。 一般のお客様向けに コース料理を提供してくれます。 毎日の授業で お料理を学んでいるので かなり腕を上げているはずです。 しかし サービスを提供するのは 授業の中に組み込まれていません。 レストラントレーニングといって お客様にお料理を提供するのは 部活のようなもので 生徒が自主的に参加します。 200人いる生徒のうち 今回、参加した生徒数は たったの10人ほど。 授業では経験できない 貴重な学びの場に参加した息子は いい

形あるものはいつか壊れる

息子が キッチンでディナーを 作ってくれていたとき 「ガチャ〜〜ン」 という音が聞こえました。 明らかに食器が割れた音。 すぐに駆けつけて ケガない❓大丈夫❓と 聞くつもりだった。 見てみるとそれは 私のお気に入りのお皿でした。 一瞬、「あーあ」って 言ってしまったんです。 「ケガは、ない?」 というタイミングが遅かった。 繊細な息子は 即座に私の想いを 読み取ったに違いない。 息子は無言。。。 そして 私は過去を思い出しました。 自然にこんな言葉が出て

家で過ごす時間を宝だと思える

予定のない休日を家で過ごすときも ちゃんと頭を使う。 こんな日も大切に使う。 寝ているのがもったいないから いつもと変わらず5時までに起きる。 この時期は真っ暗だけど。 そして、今日やりたいことを決める。 やりたいことが溢れているから やることなくて困ることはない。 これはエンドレス。 時間を無駄に過してしまうと 私の心が喜ばないから、こうしている。 それは、まるで人生を無駄にして その一部を捨てているような気持ちになる。 一日中、何もしないで、ゴロゴロしていて あ〜

母になっても私の宝は手放さない

お母さんになっても いつも生き生きしていて 内側から輝いていられる秘訣 って、なんだろう? そんな女性たちは 自分のために生きているように 思います。 私も、そんな母のひとりかも。 今、思い返してみると 私は、周囲のお母さんの世界では アウェイな存在だった。 当時、公園デビューが流行っていた。 近所の公園には お母さんたちが集まって しゃべっている。 子供たちは子供同士で遊んでいる。 このグループに入れてもらうことが 「公園デビュー」と言っていた。 お母さんたちは みん

敵を作らない表現力の達人

長男のかわし方は、実にうまくて あっぱれです。 小さい頃から そんな素質があるようです。 例えば、こんなことがありました。 息子が声を出しながら 手で自分の唇をぶるんぶるん させながら声を出し続けていました。 私は、そろそろ、やめてほしいんだけどな〜 と思ったとき、 息子は、察していたかのように こう言いました。 「うるさいと思ってるんでしょ〜あと少しだよ。」 と言いました。 ある時、息子が服を汚して帰ってきました。 靴も服もドロドロ。 あぁ〜洗濯たいへだぁ〜と 思っ

その質問は誰のため?

時々、会話しているとき 私ってなんて馬鹿な質問を したのだろう? と思うことがあります。 後になってから あの場面では こう質問すればよかったのにと 思ったりすることもあります。 例えば、子供とのこのような会話。 息子の帰宅が遅くなると 私は 誰と遊んでたの? どこ行っていたの? 夕食は何食べたの? これ以上の質問をすると 詰問になってしまいそう。 息子にとっては プラスにならない質問をされています。 よく考えるとこれは 誰のための質問なのでしょう? 息子じゃな

子供の悩みは親のため

ある程度、子供が大きくなって 自分で行動するようになると 子供は色々な悩みを持ち始めますよね。 そして、子供が悩みを持つと 親は、子供のためにと思って なんとかしようとするけれど それは、大きな勘違いだそうです。。。 脳の先生に教えてもらうまでは まったく知りませんでした。 私は、こうしてきました。 息子から相談されたわけでもないのに 私は、学校生活はどう? 楽しく過ごせてる? 最近困っていることない? なんでも話してね。 と、どんどん聞いていきます。 うるさいな

ママがいないときに子供は成長する

私は、子供よりも仕事を優先してきました。 こんな私を見て 近所の専業主婦たちは 子供が可哀想。 そんなに働く必要あるの? と言いました。 あ〜ほんと、可哀想かも。。。 後ろめたい気持ちになったものです。 例えば、子供が小学校1年生のときのこと。 子供が鍵を締めて出かける。 子供が誰もいない暗い家に帰る。 スーパーでお買い物してきてもらう。 小さな体で大きなリュックを背負って。 入りきらない食パンは、そのまま両手に持って。 創立記念休日と知らず、子供は学校に行き

子供に逃げ道をあげる

「心」の病院に行ってきました。 息子は今月から 調理専門学校に通い始めました。 新しい環境に馴染まず すごく緊張するそうです。 人が周りにいるだけで 冷や汗をかいて 気持ち悪くなるそうです。 でも、その場を離れることは 後ろめたくて 頑張ってそこにいる。 さらに、調理実習なので 作ったものを食べないといけない。 二重苦のようです。 今日も気持ち悪くなったらどうしよう? みんなの前で恥をかいたらどうしよう? そんな不安を毎日抱えて 学校に行っています。 私は、

子供を感じる

日曜の午後。 息子が何か言う前に、感じました。 その日の午後は あれやって、 これやって、 それから、 このNoteを投稿して やりたいことがてんこ盛り。 そこに、18歳の息子が 今日は用事ある? と聞きます。 私と過ごしたい感があるなぁ〜と 感じたので 特にないけど、何かあるの?と私。 買い物、行かない? と言います。 何か欲しいものあるんだっけ? など、聞いていくと どうやら 買い物よりは 外でランチをしたいらしい。 ということで、出かけました。 そう

子供に選択肢を並べてはいけない理由

私の「脳」の先生は、こう教えてくれました。 今回、私は息子の悩みに対して、   こうしたら?   これ読んでみたら?   これ辞めたら? と、良かれと思って、色々と提案しました。 このように提案すると、あることが脳で起こるそうです。 息子は、私を信頼している 息子は、私が大好きである 親子関係は、バイアスがかかっているそうです。 そうすると何が起こるかというと、 息子は、私が並べたものの中に なんかしっくりこないなぁ〜と思いながらも 大好きな人が言ったこ