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お米を育てます 第二話

今年から「俺たちの米」さんの協力で、稲作の勉強とお手伝いをさせて頂く予定なのですが、新型コロナで移動を自粛しているので、遠隔でのお勉強です。

本当は、田んぼ行きたいんです。


下の表が年間のスケジュール。

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今回は上の表の右側、上から2番目、4月のとこです。

◆塩水選・酵母菌処理・浸水

1、種もみを塩水につけ、浮いたものをすくいとる。
2、作っておいた酵母菌液につけて、温度を36度前後で半日から1日おく。
3、半日経つと泡が出る。それを普通の水に移して芽を出します。

僕は全く知識がない状態で、いろいろ写真が送られてくるので、質問攻めです。

上から順に写真とQ、が僕の質問、A、が「俺たちの米」の廣田さんからの回答です。

1、種もみを塩水につけ、浮いたものをすくいとります。

塩水に種もみをつけている↓

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種もみ↓

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Q、 目的は選別? 
A、そうですね。比重を調整して思い種を残します。

Q、浮いてきたのがダメなやつ?
A、そういうことになります。そう単純でもない気はしつつ、思うところありつつ比重という基準で選別します。

Q、塩分濃度何%とかありますか?
A、濃度というよりは、うるち米は比重1.13前後、もち米は比重〜といったように計って浸けて選別します。

2、作っておいた酵母菌液につけて、温度を36度前後で半日から1日おく。

酵母菌作ってるとこ↓

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酵母菌液につけて、36度前後で半日から1日↓

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Q、目的は? 発芽をよくするため?
A、端的に書くと、菌にやられないためです。これは消毒という概念から書くことになるので、長くなります。発芽を良くするということは考えていません。

Q、どんなものが入っているの? 皮なのは分かります。
こだわりはそれほどなく、果物の残りを使っておこしています。パンの酵母とそれほど変わりません。

3、半日経つと泡が出る。それを普通の水に移して芽を出します。

酵母菌液の中で泡が出ている↓

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普通の水に移したとこ↓

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今回はここまで。
何か気になるところや質問があればコメント欄に書いて頂ければ、代わりに聞いてみますので、気軽にコメントください。

この流れできています↓

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