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これが私の生き方である

私は、社会で女性も活躍するこの時代に、主婦であることを選んだ。

一度は社会に出たけれど、社会生活は私の心を蝕んだ。

しかし、主婦になり、心も体も健康を取り戻した。
私にはこの生き方が向いている。
自身も主人もそれを実感し、この生き方を選んだ。

昔の私は無知だった。
私立優位な田舎町に住んでいたため、
将来なんて考えずに私立高校に進学。
進学したらそのまま大学へ。
やりたいこと?将来?そんなこと何も考えていない。

高校を出たら大学に行くもの。
そう言われてきたから、なんの目標もなく
ただ唯一得意だった語学で大学に進学。

なんのための勉強かわからない4年間に多額の奨学金をかけ、その返済に苦しめられているのはいま。

なんのために大学に行くのか?
そこには返済地獄が待っていること。
なぜ高校生の私に誰も教えてくれなかったのだろう。

レールの上を歩くだけの高校生だった私はただの無知だ。

なのに今になって、親戚は
いい高校を出たのに、大学まで出たのに主婦なんて勿体無い。早く子供預けて働きなさい。
なんて言う。

大人になってまで、他人の価値観を押し付けられる必要はない。


私たち家族が話し合って、いまのかたちがある。

決して裕福ではないけれど、私が主婦であることで困ったことはない。

私は、家でしっかりこどもと向き合う。
自分の価値観を押し付けず、こどもの意思を尊重しつつ、善悪を教えられる、そんな家庭をつくる。

これが私の生き方だ。

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