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マッチングアプリで100人に会って結婚相手を決めた話〜婚活は採用と同じだった

こんにちは!あいみんこと、角田藍美(すみたあいみ)です。「親孝行」の会社をつくっています。

さて、タイトルの通り、私は
マッチングアプリで100人に会って、結婚相手を決めました。

「100人」も会ってる人が珍しいみたいなのと、
周りから「採用と一緒ってどういうこと??
と興味津々で聞かれることが多く、
せっかくなのでnoteにしました。

友人知人から
「仕事かよっっっ!!!」とツッコミが絶えない、私の婚活なのですが、
下記のような方に是非読んでいただけると嬉しいです!

・主に恋愛で、感情で突き進んで失敗し、傷ついてきた方
・自分にベストマッチするパートナーと出会いたい方
・マッチングアプリを使いこなしたい女性
 (男性は全然違うと思いますので…)


Plan:目標設定とマッチングアプリを始めた理由

3年以内に結婚したい!
友人たちの中に結婚する人が出てきて、
そんな気持ちが芽生えたのは2017年のことでした。

親の年齢もふまえライフプランを考えました。

3年以内に結婚しよう。
付き合ってから結婚まで1年かかるとしたら
「2年以内」にお相手を決める必要がある。
そう考えた私はマッチングアプリで婚活を始めました。

合コンは誰が来るかわからない一方、
出会いたいひとに効率的に出会える
マッチングアプリにはすぐハマり、

ヘビーユーザーになりました。

Do:全然うまくいかない1年間

当初はアプリのプロフィールを元に数名とお会いしました。

が、全然うまくいかない。

お会いした方は素敵な人ばかりでしたが、
いざ付き合うのはイメージが湧かなかったり、
実際付き合ってみてもすぐにお別れ。

最初は「アプリの出会いだから仕方ないのかな」
なんて思ってましたが、
実はアプリのせいではありませんでした。

Check:課題は自分にあった

出会いが増えて恋愛のPDCAサイクルが加速するなか、
問題は自分にあると気付き、
課題を整理しました。

①自分に合うタイプを、自分でわかってなかった

ここまで出会った人と
結果全員とお別れしてきてる訳なので、

私って直感的にお付き合いをしても
うまくいかないタイプなのかも? 」


と考えるようになりました。
(このやり方がNGという訳ではなく、
私の場合は、です。)

そのため、自分と合う人を徹底的に言語化することが重要だと考えました。(後述)

②プロフィールに書いてあることしか見ていなかった

①が理由で、相手のプロフィールに書いてあることだけを見て、
ふわっと会ってしまっていました。

「え、これじゃダメなの??」って?

ちょっと聞いてください。
実は「何を書いていないか」にも重要なことが詰まってます。

就職や転職の職務経歴書も同じですが、
プロフィールには「自分の良いところ」をメインに書きますよね?(私だってそうです)

でも実際は書いていない部分で、
自分とは致命的に合わない部分があると、
後々お互いミスマッチ
になってしまいます。

課題がクリアになったのて、
あとは改善するのみ。

もはや婚活ではなく
「プロジェクト」と化し、
婚活は企業の採用活動にとても似ていると気付きました。

Action:採用の観点からみた婚活

ここからは採用風にやったことをまとめたいと思います。
私は女性で基本的には「いいね待ち」なので、
採用で言うと「応募待ち」
に該当するのですが、
男性は自分からいいねする場合が多いため、
「スカウト(ダイレクトリクルーティング)」に近いです。

今回は女性の「いいね待ち」パターンについて書いていきます。

〜まずはターゲット層を明確にすべし

図の2~4に必要な部分です。

ターゲットを決めて、自分の魅力をwin-winになるように結びつける。

それが大事だと考え、まずは結婚相手に求める
「must条件」と「better条件」を整理
しました。
採用でいう「必須要件」と「歓迎要件」ですね

条件の整理は、とても大切です。

自分が大切にしているもの、好きなものを
受け入れてもらえないひとと結婚しても、
結婚生活がお互い辛くなってしまうので。

特に、mustとbetter条件を切り分けるのは
超重要です。

「全ての条件を満たす人なんて、この世にいるのか??」
というツッコミについては後述にて。

そんなこんなでターゲットが明確に。

must条件はいくつかありましたが、
特に私が大切にした2つをご紹介します!

must条件
1:お酒を同じペースで飲めるひと
2:「仕事に打ち込む私」を肯定してくれるひと

<must条件1>
お酒を同じペースで飲めるひと

私は、自他ともに認める酒人間。
友人知人からいただく「プレゼントのほとんどがお酒」。(最近こそベースブレッドも貰えるようになりましたが、余談。)
ワインに日本酒、焼酎にテキーラ、なんでも呑みます!
※カシスオレンジを除く

そんな「お酒大好きのあいみん」を
ストレスに感じる方と結婚したら、相手の方は辛いでしょう。私も辛い。
そんな事態にならないように、
お酒を同じペースで飲むひとと結婚したいと考えました。

人生を共にするパートナーだからこそ、食の好みが合うのは大切です。
この条件で、マッチングする方が一気に減りました。 

<must条件2>
「仕事に打ち込む私」を肯定してくれるひと

私は結婚しても仕事に打ち込みたいタイプ。
だからこそ、女性が働くことに理解があるひとが良いと考えました。

お互いの人生に干渉しすぎることなく、
「尊重できる関係性」が理想です。

(ちなみに細かいですが、仕事を「応援」してくれる人はbetter条件でした。結果、めちゃ応援してくれていますが。)

1と2はセットなのかもしれません。

仕事に打ち込みたいけれど、仕事を理由にすれ違ってしまうのは悲しい…。

プライベートな時間で、パートナーとつながる「共通の趣味(=お酒)」があるとすれ違いにくく、一緒に人生を楽しめるのでは、と。

自分のプロフィールを最適化 〜写真は最重要

ひとは視覚優位です。

企業の採用活動と同じで、
大量にある会社の中で、
ぱっとターゲット層に刺さるものがないと
見向きもされず、応募が来ません。

アプリでいうと「ファーストビューの写真が重要」
というのは一般論ですが、

私がプロフに選んだのは「お酒と一緒に写った写真」。
私のパーソナリティーを凝縮した一枚を選びました。

きっと、この「お酒とセットのあいみん」の写真で、
ご縁が無くなった男性もいたことでしょう。

それで良いんです◎

私が探しているのは、
「お酒とセットのあいみん」を受け入れてくれるひとですから。

理想のパートナーにより絞って会えると双方にとってwin-winです。

条件を絞ったからこそ、多くの人と会う

条件を明確にしてターゲット層を絞りまくったため、
「この全部に当てはまる人なんて、この世にいるのか?」

と客観的にツッコミたくなる。

自分と100%同じ考えの人が存在するはずないので、
must条件を全部満たしている人だけでもかなりレア。

それなのにbetter条件も求めはじめると
もはやそんな人は地球上に存在しない可能性が高いのでは。

でも「広い世の中で、どこかにはいるはず」だと考え、
とにかく多くの人と会う方針に。

そんな理由で、100人に会いました。
(今振り返ると、私は前職のスタートアップへの
転職活動時も60社みてるので、
納得いくまで調べ尽くしたいタイプなんだと思います)

相手のプロフィール見極め最適化と、日程調整までの効率化

図でいう4の部分です

50人ほど会った段階で、
相手のプロフィールを見極めるコツが明確になりました。

<相手のプロフィールを見極めるコツ>
相手のプロフィールに、
「自分のmust条件に関する情報がない方」とは
相性が合わない可能性が高い。

この時点で候補から外れるので、会わない。

▶︎私の場合は「お酒が好き」とプロフや写真からわからない男性は、
どんなに素敵そうに見えても会いませんでした。
会わなかった方の中には、
潜在的に「私と同じペースでお酒を飲む人」はいたことでしょう。
もったいないかもしれませんが、これでいいんです。

確率論的に、時間を有効活用する必要があるためです。

プロフィール写真の考え方と同じで、
「理想の男性候補」と出会うための時間を優先することができました。

ここまで来ると、もはやメッセージが不要に。
(採用でも、候補者の人と
「日程調整すべきかを判断するためにメッセージする」
なんてことはほぼ無いですよね)

「ご趣味は?」、「土日はどう過ごしてる?」などのやりとりをする必要が無くなったため、下記を取り組みました。

▼省工数化のためにやったこと

・そもそもマッチした瞬間に会えるアプリを使う(Dineを使いました)

・その他アプリのプロフィールに「マッチした方は、メッセージのやり取り不要なので、日程調整をお願いします!」と記載する(色々使いましたが、最終的にwithとか東カレとかを使ってました)

※2017〜2018年当時の話なので今のアプリ事情はまた変わってるかもしれません

ついに出会えたパートナー、クロージングへ

100人と会って、現在のパートナーと出会いました!
Dineで知り合った同年代の経営者・エンジニアですが、
元々共通の知り合いが多く安心感がありました。

彼との交際は穏やかにスタートしました。

付き合って1ヶ月の日。
「記念に」と言って、
お猪口をプレゼントしてくれたことが心に残っています。

彼はとってもピュアに、
私を大切にしてくれてると伝わってきました。

この彼と結婚に至ったわけですが、
プロポーズも世間一般とは少し違ったと思います。

付き合って半年ほどの時期に
私が彼に、プロポーズの期限を設定しました。

相手はそこまで結婚を急いでないのは知っていましたが、
私は何もせず待ち続けて、自分の目標が未達になるのも避けたい。

なので交渉することに。

「〜頃までに結婚しないなら、お互い人生のタイミングが合わないということなので、別の道を歩みましょう」

と、判断は相手に委ねました。

これをきっかけに、彼は真剣に結婚を考えてくれたようで、
お付き合いして1年後にプロポーズしてもらいました!

現在と今後

彼は、わたしの生き方を尊重してくれるひと。
わたしに安心感をもたらしてくれるひと。
つい仕事モードONで疲れてしまう私が、
素の自分でいられるひと。

彼と結婚生活が始まってから2年。
とても穏やかに、そして平和に暮らしています。

もしマッチングアプリを使わなかったら、彼と出会えていなかったかもしれません。

ジェットコースターのような私の人生を
菩薩のように見守ってくれる彼のおかげで、
安心して自分のやりたいことに打ち込めています。

マッチングアプリを使わなければ
もしかしたら出会えなかったかもしれません。

100人に会って決めた自分にとってのベストなパートナーと、
これからも楽しく過ごしていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
もし少しでも参考になったら
「スキ」を押していただけたら嬉しいです!

【続編】

結婚式の投稿はコチラから

結婚式を挙げなくなった時代の合理的な結婚式のカタチ 〜あいみん夫婦編」
https://note.com/aimidaaasumi/n/n5c3cb23c1f4c

おまけ①:婚活経験を活かして(?)採用のお仕事をやっています

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婚活と一緒で、採用で大事なのは
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おまけ②日経xwomanさんにインタビューいただきました!

本noteがきっかけで、インタビューいただきました!こちらもよかったらご覧ください!

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