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ドイツワーホリの記録|フリーランス1年目31歳ギリホリの1年

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ドイツワーホリの記録を始めます。ドイツに来るために、大手企業のマネジメント職を手放し、フリーランスのライフコーチになりました。やりたいことを妥協しないをモットーに、韓国留学を経由…
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2023年10月の記事一覧

愛をもっと大事にされたい

インターステラーを見た。2014年に公開されていたと知って、私は長い時間差でこの映画を見たのだなと思った。 私はあまり映画を見ない。対して、恋人は英語がネイティブだし、映画をよく見る。今回も恋人の影響で、そして日本語字幕がない代わりに恋人の通訳で見た。私が知らない世界に、私は恋人を通してたくさん出会っている。 インターステラーのストーリーは、宇宙にいくことになった父親とその10歳の娘を中心に進む。地球とは時間の経ち方が違う宇宙で過ごす父は、何十年も地球に戻らない。 欧米

毎夜弟と食事を共にしているベルリンでのこと

弟がベルリンに遊びにきてくれて1か月が経った。ほんとうはもう帰国している予定だったのだけど、事情ができて滞在を延長している。 私がベルリンに来て10か月、恋人という私にとっての安全基地ができたけれど、この地に家族はいなかった。それが弟が来たことで変化していて、私は先のことが少し心配になっている。 料理が得意な弟のおかげで、私は健康的にあたたかい日本食をほぼ毎日食べている。弟の料理を頼って、毎夜弟のもとに尋ねる。 こんなに安心できる場所があっていいのかと、私は少し心配にな

開業して1年が経ちました

去年の10月8日に日本で開業届を出しました。この記事を書いているのは10月8日、今日で開業をして無事に1年が経ちました。 1年前はドイツへのワーホリビザが出た頃で、自分で選んだことなのに日本を出たくなくてソワソワしていました。 お仕事はといえば、会社員に戻ることを一通り検討して、お金に強くなるべくFPを取得したりもして、フリーランスでやっていくことを決意したから開業届を出しました。 そんな日から1年が経ちました。私にとっては節目なので、今日のことを書いておこうと思います

ひとが新しい言語に出会うとき

今日から弟がドイツ語のコースを受け始めた。彼にとってはドイツ語に触れるのは今回が初めてで、いま私はすぐ横で様子を見守っている。 私がドイツ語に出会ったのは14年前。その後ドイツに留学にきて、もう一度本格的に出会い直した。 当時の私は、留学によって初めてドイツ語が話せるようになった。その時の気持ちを思い出しながら、いま弟の授業を聞いている。 新しい言語に出会うこと 新しい言語に出会い、初めて外国語を話せるようになるという体験に、私はもう出会えないと思っていた。なぜならそ

未来志向が悲しさを呼びこむとき

私の住むドイツに、家族が遊びにきてくれて2週間が経った。父はもう帰国したけど、弟はまだあと半分ドイツにいる。 私は未来志向が強くて、イマココよりも未来に居てしまうことが多い。 未来を見立てるという点では、日常を過ごすうえで便利なことも多いけど、未来が気になりすぎてしまって不便なこともある。 そして、いまの私は、もう寂しさに足を突っ込んでしまっている。いや、足どころかすっぽり頭を突っ込んでいるかもしれない。 弟はまだあと半分ドイツにいる。それなのに、もう帰った後のことが