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ドイツワーホリの記録|フリーランス1年目31歳ギリホリの1年

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ドイツワーホリの記録を始めます。ドイツに来るために、大手企業のマネジメント職を手放し、フリーランスのライフコーチになりました。やりたいことを妥協しないをモットーに、韓国留学を経由…
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2023年7月の記事一覧

挑戦とは成長を知る手段

ドイツでのビザ取得のために、ドイツ語のレベル証明試験を受けた。 ずっと逃げていたけれど、ビザのために必要と言われたら逃げられなくなり、駆けこみで勉強をして受けた。 「ビザのために必要」「受け直す時間もない」の2つがプレッシャーとなって、私は試験の日をぜんぜん迎えたくなかった。 でも、試験を受けてみて思うのは、「私って案外できるじゃん」という肯定感。そういえば私は、いままでの人生でもこういうことをくり返してきた。 挑戦をしなければ成長に気づけない。今回の受験は、成長期気

自分を一番に邪魔するのは自分

ドイツ語の試験が来週に迫ってきた。証明書をビザの申請に使うから、私は一発で合格したい。 だけど、なんとも勉強に身が入らない。準備時間が足りていない、今回は受かるわけがないと思う私がいる。 それだけじゃない。私はいつかはドイツ語を流暢に話したいと思っている。でも、この年齢で、いまさら流暢に習得できるの?なんて言う私もいる。 願いを叶えたいとき、一番に邪魔をするのは自分自身。そんなことをあらためて見させられている経験だと思う。 言葉ができるようになりたい ドイツに初めて

罪悪感を感じずに休むことはイマココを楽しむトレーニング

フリーランスとしてコーチングやブランディングを仕事としている私は、7月から仕事のしかたを変えた。数か月準備をして、収入の得方と稼働の時間を整えた。 ほんとうに人生っておもしろいなと思うのが、何かを新しく変えたら、「新しくなった」「今までの常識と違う」こと自体に罪悪感が湧くこと。 今回の私は、思いのほか休めていることに、ほんのりと罪悪感が湧いている。いままでも私にとっては十分多かったけれど、今月からはもう一段休みが増えた。 誰に対しての罪悪感? 何がダメなの? と言われた

誰かと話したい最近

生きていると、いろんなことが起きる。波風はないと嬉しいけど、あるから幸せが何倍にも感じられるということもある。 ここ最近は、なんだか誰かと話したい。何を話すわけでもないけれど、気づけば恋人にメッセージを送っていたり、母親に電話をしていたりする。 頼れる人がいてよかった。というか、誰かに頼れる私になれていてよかった。少し前までは、頼れる人がいないと思っていた私だったから。 個人としてのドイツでの生活は、比較的うまくいっていると思う。 ドイツに住むことでの一番の心配ごとだ

浴室のガラスを拭きたくなる日

ベルリンで住んでいる家には浴槽がない。シャワーのみがあって、トイレや洗面台と同じ部屋に備えつけられている。 個人的にとても気に入っているのが、シャワールームがガラス張りなこと。シャワールームだけあってすごく広いわけではないから、窮屈に感じないガラス仕様なことが気に入っている。 ただ、1つだけずっと気になっていたことがあった。それは、こちらの水にたくさん含まれる石灰が、シャワールームのガラスを汚すこと。 一度拭いてみたのだけど、ぜんぜん取れなくてあきらめていた。それが最近

体の弱い私なので家で働けるフリーランスになれて良かった

いま私のお仕事はコーチングを主としたフリーランス。 フリーランスになる前は、会社員は8年ほどやって、コロナ前は営業職で出社が必須でという環境だったけれど、私の働き方は大きく変わった。 会社員の頃から、私は体が強くなかった。 扁桃腺は最高で年に6回腫らせたし、そのたびに40度の熱が出た。ついには手術でとってしまったけれど、当時の私は極めて不健康だった。 フリーランスになってストレスが減り、私は体調を崩すことが少なくなった。それでも気圧とかなんとかで、自分ではなんともでき

この世に桃源郷はないけれど

ドイツで暮らして、先週で7か月が経った。そんなタイミングで、私は子宮頸がんの検査を受けた。 この国の保険制度には加入していないし、ビザは期限付きのワーホリビザのまま。この国にとって私はまだ「居住者」よりも「お客様」なのだと思う。 でも何の制限もなく、公的機関によって無料で検査を受けることができた。実は少し前には、性感染症の検査も受けた。(サムネはその時のもの) ドイツの、こういうところがすごく好き。人が健康に生きる権利が守られていると思う。私は私の信念によって、住む国を

言葉がわからないと言っていいのだと知った

ドイツに住んで半年、恋人の友人と食事をすることが増えてきた。 以前は韓国に住んでみたり、いまはこうしてドイツに住んだり、海外にいると英語が話せると思われることが多いけれど、私は英語が話せない。 英語で会話が進むとき、私は表情を崩さずにその場にいることだけに徹する。まったくわからないわけではないので、話がわかる時には相槌を打ちながら、わからない時にはもうただ相槌に徹する。 その時の私は、その場の雰囲気を崩さないことだけが目的。恋人が友人と楽しく話せていたらそれでいい。

ドイツ語を話さない私がドイツでAppleに問い合わせた

先日、クレジットカードが不正利用されたとの連絡をもらった。これは日本のカードだったので、日本語でやりとりができたのがなんとも幸いなこと。 が、問題だったのは、それがAppleで不正利用されたということ。そしてなぜだかわからないけれど、この問い合わせが日本語のオペレーターに繋いでもらえなかった。 3回問い合わせて、初回はGoogle翻訳を使って英語で、2回目と3回目はドイツ語で問い合わせた。私はドイツに住んでいて、私のドイツ語はカタコトだけれど、英語ができないので腹をくくっ

アジアショップに行きたいけど行きたくない

私が住むベルリンには、アジアの食材が買えるアジアショップがたくさんある。米、味噌、韓国の袋麺、日本のそうめん、なんかを買うことが多い。 私は毎日お米を食べるから、家にお米が欠かせない。少し前にセールで米を買いこんだのだけど、その米がもうすぐ尽きるから買わないといけない。 アジアショップまでは往復で1時間以上かかる。それでも行けばいいのだけど、なんともめんどくさくて行きたくない。 そんなことを、もう何日もくり返している。そんな生活がなんとも気持ちが悪くて、早く買いに行こう

恋愛以外の話をしたい

最近の私のnoteはすっかり恋愛の話ばかりになっている。毎日noteを投稿して2年、恋愛の話は長いこと書かないようにしていたのに変わったものだ。 今日もこの記事を書こうとして、タイトルを何にしようかと探した。けれど、思いつくのは恋愛でのことばかり。他のテーマが思いつかない。 恋愛以外の話をしたい。私の生活は、恋愛だけではないはず。 ……と思ったけれど、最近の私は友人と会っていない。仕事と恋愛で時間がいっぱいだし、学校に行かなければ友人と強制的に会うこともない。 恋愛以

日本に住みたくない私がこの国の日本人街に行ってきた

女性として日本に30年ほど住んだ結果、私は日本に住みたくなくなりました。そんなことがあって、私はいまドイツに住んでいます。 ドイツという国は私が思っていた以上に人が多様で、アジア人女性な私でも暮らしやすいです。自分だけがマイノリティーと思わなくていいというか。 日本にいたら「日本人」というマジョリティがあるけれど、「女性」という大きな弱さを持っています。嫌な経験をたくさんして日本を離れました。 悲しいけれど、私には日本の嫌なところばかりが目につきます。そんな私が、ドイツ