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長野でリモートワーク半年やってみた | 「そうだ長野に行こう」#おためしナガノ 準備編

長野と東京の2拠点でフリーランスのWeb編集者・広報をしている、筒木です。

長野県庁が実施するおためしナガノ という制度に参加したんですがめちゃよかったので、振り返ってみようと思います。

わたしについて

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おためしナガノとは何か

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最大約6か月のおためし期間中は、長野県が宿舎の提供、引越し代・交通費等の補助をします。
長野に住むもよし、東京など本来の事業地を行き来して二拠点で生活するもよし。「いきなり移住やサテライトオフィス開設は…」とお考えの方、この機会にぜひ「おためし」してみてください。

つまり…

・長野での住居⇒タダ or 補助(※市町村による)
・長野と東京の交通費⇒補助
・コワーキング代&引っ越し代⇒補助

と、長野と東京の2拠点生活を限りなく負担ナシで実施できてしまうのが、この「おためしナガノ」。

しかも、自治体の補助金事業でありがちな
・この先ずっと住むという意思の確約⇒ナシ
・細かい条件⇒ナシ
・面倒な請求手続き⇒ナシ


という、飽きがち・事務作業苦手がちなフリーランサーにも嬉しい体制!!!

「多拠点生活って実現可能?」「ちょっと場所変えて仕事してみたい!」な個人・法人には、めちゃめちゃおすすめです。


推測ですが、ここまで太っ腹な県としての狙いは2つで、
ひとつは、県内のコワーキングスペースの振興
ふたつは、移住時のハードルになりがちな「仕事えらび」に悩むことのない人を誘致したい
…という感じなのかなあと思っています。

いきなり支援金300万をドーンと渡すよりも、まずは移住してもしなくてもいいから、お試ししてみてよ…という方が移住者側のニーズに沿っていて、ミスマッチも少ないですよね…。パソコンがあれば場所を問わず仕事ができる人たちに5年前から目をつけてたのは、長野県なにげにすごい。

では、実際にワタシがどういう流れで応募していったかを述べて行きたいと思います。

―なぜ申し込もうと思ったのか

よくある話で、大学進学を機に上京して、そのまま東京で働いていたけど、この先の人生もずっと東京で住まうということが想像できなかったのです。

「いつかは故郷の長野に帰りたい」

フリーランスとして独立したタイミングでちょうどよかったこと、30歳をまえに決断したいと思えたことなどが重なり、申し込むなら今だ!と思いました。

―申請書にはなにを書いた?

はじめて「事業計画書」というものをつくったので、正解がわからないまま、書きなぐりました。
気をつけたのは、長野に何ができるか、ということ。

「地域のためにやってくれ」というのが主目的の補助金ではないけれど、審査員さんは「どうして長野県なのか」「どうして貴方なのか」という点で見るだろうと思ったので、

・安定収入を確保するための現実的な事業
・長野に還元できる+自分がやりたいチャレンジ事業


の2つの軸で事業計画書を書きました!

※ちなみに説明会では、おためしナガノのために新しい事業をつくるのではなく、既存の事業で構わないそうです

―どの地域を選んだ?

第1希望:長野市
・事業を実施するにあたり、アクセスがいい
・新幹線が使える
・お客さんがいる
・県舎の利⽤が可能

他の採択者の声
~なぜその地域を選んだの?~
・奥さんの実家(上田)
・登山がすぐできる(富士見、茅野)
・すでに関わりのある地域(小布施)

―どんな審査だった?

書類審査ののち、面接があります!
私のときは、県担当者・県内コワーキング担当者・地銀担当者さんなどがお見えでした。(緊張していて、あまり記憶がない…。)


次回は、採択されてからの生活について綴っていきたいと思います。


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