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【40歳4日目】投票に連れて行った9歳次男にするどい指摘をされた時の話

10月27日、衆議院選挙の投票日。選挙速報を横目に、noteを書いている23時25分。私は投票に必ず子どもを連れて行く。今回は9歳次男と7歳三男。親としてできる「主権者教育」の一つだと信じて、同伴させている。

なんだかよそよそしい空気漂う投票所の中で、空気を読まない彼らの目はキラキラしていた。「ママ、なんて書くの~?」って無邪気に聞いてくる三男をなんとか黙らせながら、滞在時間3分未満で退散。

投票所を出て実家に向かう道中、「誰に投票したの?教えてよ~」とやたらと聞いてくる次男。すぐあきらめるだろうと「さあ、誰やろね~?」って軽く返し続けた。だけど、「教えてくれるまで、あきらめない」と必要のない「しつこさ」を発揮しはじめた。

イヤになった。マジで放っておいてくれ、って思った。語気を強めて、「うるさいな、話したくないんやから、話さん!これ以上聞かんで!」って言ったら、こんなことを言ってきた。

「よくわかんなくてとりあえず書いたから、答えられないってこと?」

めちゃくちゃ的を得ている。ちゃんと考えたつもりだった。だけど、正直、「とりあえず・・・」感はあったし、よくわかんなかった。だから、ちゃんと答えられなかった。子どもは時に「ズバッ」と指摘してくるもんだ。

「そうやね…そうとも言うわ。」と完全にお茶を濁したまま実家に着いて、ほっとした。母の主権者教育の一つは、うまくいったようないかなかったような結末になった。明日の朝、彼らの父にバトンタッチしよう。




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