星座
見上げれば細く澄んだ光りと
少し温かな街灯
どんなに暗く寒くても
毎日変わらずそっと居る
白く吐いた息は
暗く深い空へと消えていった。
旧人は夜空を見て
そこに絵を描いた
星々の点を繋いで
物語った。
そのころ空は自由なキャンパスで
僕らはどんな絵でも描けちゃう画家と
物語だってつくれちゃう監督だった。
今何を見て
何と向き合い
どんな事を創造するか
きっと向き合えば
辛いこともあるかもしれない
でも向き合わなければ
物語は始まらない
たとえ傷付いたとしても
見上げればそっと変わらずそこに居る。
物語はいつでも自由な空の中にある。
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