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ことばのこばこ(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.172

ことばのこばこ

和田誠(著) 瑞雲舎

小学校2年生の課題図書として指定されている一冊です。

例えば、回文。「たけやぶやけた」や「トマト」のような、最初から読んでも最後から読んでも同じ文章になる文のこと。

最後の1文字から次の文章につながって、その文章の最後の1文字から次の文章が始まって…と繰り返すうちに、気が付けば一番初めの文章の1文字目で終わっている文章。

マトリックス図の様な表を描き、一文字づつ表の中に入れて縦から読んでも横から読んでも意味のある単語になっている。

「さよならさんかく またきてしかく」も掲載がありましたが、私が知っているのと少し違っていて、地域性があるのかな?と思いました。

私が知っている「さよならさんかく またきてしかく」はこちらにありました。最後が「親父の禿げ頭」で終わるのですが、山口県周南市のわらべ歌はそうなっているそうなので、九州出身の私だと距離的にそうかもな、と思います。

著者の和田誠さんは、料理研究家の平野レミさんの旦那さんだそうです(調べて知った)。意外なところで意外な人と繋がっているのですね。


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