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きょうりゅうのきって(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.87

きょうりゅうのきって ぼくはめいたんてい

マージョリー・ワインマン・シャーマット(著) 大日本図書

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ぼくはめいたんてい シリーズの一冊です。

探偵ネートはクロードが無くした、ステゴサウルスの切手探しをするというお話です。

クロードは切手を集めるのが趣味なようで、雨の日に友達のロザモンドの雑貨屋?が開けず持て余している時間に持っている切手をロザモンドとアニーに見せる事にしました。色々な切手を見せ、雨が上がるのを待っていた3人、雨が上がった後もピップという友人を交えて切手を楽しみます。

その後、ロザモンドはお店を開くのですが、お店を開いたころにクロードは自分のステゴサウルスの切手が無くなっている事に気が付きます。一体どこに行ってしまったのか?そして誰が持って行ったのか?

アメリカの作者が書いた本だからか?、切手集めだったり、ロザモンドの雑貨屋?(売っているのはネコの毛とか)が出てきています。

英語を学ぶ際はよく、英語の例文に「My hobby is colecting stamps.」とか出てきていて、切手集めが趣味って昭和時代かなと、英語を学習し始めた中学生くらいの頃に思っていたのですが、日本以外でも集めている人がいるのだなと知ると、あの例文も実態に即した文章だったのだなと思ったりしています。不要な物を売る、自宅ガレージに並べて人が来るのを待つという文化もアメリカにはあるという事を知っていたので、そういった文化的背景を学ぶという意味でもこのシリーズはオススメだと思います。

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