昆虫の体重測定(小学校中学年男子に読みきかせた本を紹介)No.15
昆虫の体重測定(たくさんのふしぎ傑作集)
吉谷昭憲(著)
福音館書店
昆虫の重さってどのくらいあるのだろう?
という疑問から
色々な昆虫の重さを測ってみた
という内容の一冊です。
虫が好きならおススメします。
単純に天秤にのせて測っていますが、
羽根のある昆虫だと、のせても
飛んでいく
のですよ…当然といえば当然なのですけど。
そこで知恵を絞って測ります。
そして測る事で知らなかった事もわかってきます。
例えば、テントウムシは大きさはそんなに変わらないのに
個体によって重さに2倍もの差が出る、とか
幼虫から成虫になる時に完全変態(サナギを経て成虫になる)する
タイプの昆虫だと、幼虫と成虫の重さの関係は
幼虫 > 成虫
など、大人も知らない事実が出てきます。
なお、本の中で出てきた電子天秤ですが、
結構イイお値段(10万円超)なので、家庭で測ってみるという事は
ちょっと難しいかもしれません…
大きな昆虫だったら家庭用でも測れますが。
我が子は以前は
「昆虫は好きだがあまり触るのが得意ではない」でしたが、
さすがに年齢が上がって来たこともあり
「触るのは平気、でも飼育は興味が続かない」
に変わってきました。
次にもし何かしら飼育する事があったら、
昆虫に負担にならない程度で
重さを測ってみようと思っています。
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