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不器用の利点

昨日本で読んだフレーズの一つ、不器用の利点について私がこれまでテニスをしてきた中でとても感じることがあるので、本日はこれについて書きたいと思います。

器用という褒め言葉

「器用だねぇ」「〇〇さんは本当に器用になんでもすぐできるよね」このような言葉って一般的に褒め言葉として使われますよね。

確かに言われたことをすぐできるのは凄いことですし、出来る様になるまでの苦しみを味わうことがないので羨ましいと思う事も多いと思います。

ただ、長い目で見た時に必ずしもこの「器用」だけが良いことなのでしょうか。

一般的に「器用」は良し、「不器用」は悪しのように捉える事が多いと思います。

習得にかかる時間

何かを習得する時には、人それぞれそこにかかる時間は異なると思います。

器用な人はすぐに習得し、不器用な人はなかなか習得できず時間をかけて取り組み続けます。

私は比較的器用な方で、コーチに言われた事をすぐに体現するタイプでした。でもここに落とし穴があります。すぐ習得して、すぐ忘れるんです(笑)

oh my god(笑)

なぜなら習得するまでに時間がかかっていないのと、苦労して掴んだものではないからです。
(全てがそうだったわけではないですが)

だから常に意識しないと忘れてしまう。身体に染み付く前に習得してしまうから。

不器用の利点

苦労して掴んだもの、習得したものは自分の中で長期保存できます。というか長期保存しやすいです。

なぜなら身体に染み付くまで時間をかけるから。

トレーニングでは2日トレーニングしたらその効果は2日続くと言われていて、3日トレーニングしたものは3日続くと言われています。

トレーニングに物事を置き換えると、時間をかけたものはその時間だけ長く持続できると考えられます。

なので不器用なの!って方。
安心してください。器用にも利点があるし、不器用にもちゃんと利点があります。人それぞれ成長の形は違いますね。

読んでくれてありがとうございました。

愛子

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