【第6回】ハトホル神殿に行ってきた話
エジプト旅行記です。ピラミッドパワーを得るとともに、エジプトのやばいパワースポットに行ってみようの巻きです。
今回のエジプト旅は、まったくもって主体性なしの、流されてついていくまま着の身着のまま旅でした。変な前知識がなくって良い。(超本能スピ系アンテナビンビン第6感バリバリ男女2人に私は同行という感じ)
さて、それでお勧めやばいハトホル神殿です。こちらは、カイロからルクソールに向かっていくときのバスで途中下車して向かいました。
バスから降りると、その町の市場みたいなところを通ったのですが、その町の雰囲気が本当に本当に怖かった。これは言いようがないです。
日本でも、落ち武者の流れ着いた閉鎖的な村みたいなのがたまにどっかの山村にあって、たまたまそこに入ってしまったときにみたいな。
これはある知り合いがそんな長野の山間の村に行っちゃったときの話ですが、景色がいいから何でもないところで車から降りたら、人影はないけどずっと人から見られているような異様な怖さがあって、車に乗ったら、後ろから車が2台ずーっと山を抜けて次の町に出るまで尾行されたっていう話があって、
その話を思い出すぐらいに、なんだか薄ら気持ち悪い怖さを、この市場からは感じました。
市場にいる人たちも、(村に行けば行くほど熱心なイスラム教徒たちが住んでいるらしくて、)女の人は一層黒いベールで肌身を一切見せず、目だけがこちらを向いている。いたるところに、吊り下げられている羊やヤギなどの肉は内臓が見えそうな感じで切り開かれていて、それがまた怖さに拍車をかけた。知らずに、ちょっとその景色を写真に収めようとしたが、黒く身を包んだ女性たちに激しく怒られた。写真は熱心なイスラム教徒ほど、写真はタブーなんだそうだ。恐ろしかった。
タクシーで、ハトホル神殿に連れて行ってもらった。ハトホル神殿は、ピラミッドのところとは打って変わって、観光客は私たちとあと2人ぐらいでとっても少なく静かなところだった。
神殿の中は、古代エジプトっぽい壁画でいっぱいだったが、どこもすごいの言葉しか出ない。何メートルもある大きな石が天井になっているが、柱の間も結構な距離で、一体全体どうやってあの重い石を天井まで持ち上げたのか、反重力を使ったか、巨人がいたかしか考えられないな、人間にはできなさそうなものばかりがエジプトにはある。
壁画の天井には天空の女神のヌトとか、星座のもとになったものとか、いろいろすごいものばかり、そしてすごい密度。
ここには、ムーでおなじみの古代の壁画に電球が!!の壁画があるところなので、そちらも見たいので中に進んでいく、結構な広さで、そのどの壁にも壁画の彫り物がしてあって、地面から近いところは、結構削られていたりする。王が変わると、前の王の肖像をけしたりしたみたいだ。
奥の奥の部屋に、知らないと気付かない、地下に行く通路があった、探検隊にでもなった気分。
この中に入っていく。
奥のほうに入ると、あのムーの電球が、あった!!
電球というより、中の蛇のようなにょろにょろ、あれは精子で子宮を表しているんじゃないかなと、仮説をたてたりした。(古代エジプトは宇宙人が人間で人体実験しまくりでキメラなどを作りまくっていた疑惑がある)
電球を見た後、屋上に向かう。屋上のそのまた奥に、またなんだかやばい小部屋があるという。
小部屋は6畳ぐらいの小さな部屋が2つつながっていて、中は黒くすすけているので、一度燃やされたのかもしれない。
天井にはヌトがまた描かれている。雰囲気も、今までの部屋とは違って、なんだか言いようもない感じ。ピラミッドの中のビリビリみたいなのは感じなあったが、重たい空気を感じた。私以外の二人が、「ここは、あれだな、魂を天に上げる部屋だ!」とか、閃いた!と言わんばかり話し合っている。
そう思って、周りの壁画をみると、確かに死者がなんか儀式をされている絵が描かれていて。なんだ、絵にすでに答えがかいてあるじゃないかって話になった。
ハトホル神殿の神殿のたてものもまた、ピラミッドのときのように、ぴったりとすごい精度で建てられた石の建造物だが、その100メートルほど周りの建物や外壁などは、私たちが作ったような隙間がある作り方で、時代が現代になるほど、その謎の技術は失われていったんだな、などと想像を膨らませた。
ハトホル神殿をでると、待たせておいたタクシー運転手と合流した。神殿に入るとき、警察の検問みたいなのがあり、私たちは日本人だって告げられていた。
タクシーの中は、インドも似てる感じでアラビアン音楽を陽気に爆音で流している。
タクシーの後ろに警察カーがずっと尾行していて、なんだかこれも怖かったのだが、どうやら日本人だから護衛のためにつけていたのではないかと後から知った。
というか、後から知ったことが3つほどあって、その一つが、実は内緒にされていたのだが、ハトホル神殿があるエリアは危険度2で、日本人は入っちゃいけないエリアで普通の観光客はいけないところだったらしい。てか、案内してくれた人もいけないって知っていたけど、ま、大丈夫だろうと連れていっくれたが、警察が護衛していてちょっとびっくりしたらしい。(案内してくれたのは、ジャイカで協力隊していてカイロに2年住んでいる子です。)
だから、あの市場の怖さとか、それを聞いて納得した。
もう一つの後から分かったことは、あの屋上の小部屋のことだ。
あそこは、死者をミイラにして魂を天に送る儀式の場所だったらしい。わお、当たっているじゃないか。というか、それをきいて後から、ぞわぞわっとした。
最後に、ハトホルは実は宇宙からの使者だったって話。わお!
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