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【第9回】王家の谷のラムセス5世の墓がやばかった話

王家の谷というところがエジプトルクソールにある。

エジプトに流れる唯一の川ナイル川、ナイルって川っていう意味らしくって、エジプトには川は一つしかないらしい。それもすごい。その一つの川だけで水道をまかなっているってことなんだろうか。源流はエチオピアとかのジャングル地帯で雨は多いみたいです。


さて、そのルクソールのナイル川、東側には人間が住んでいるんですが、西側には王家の谷というのがあって、そちら側には歴代の王たちの墓が密集していて、そして人間は住んではいないのです。

住んじゃいけなかったみたいです。まるであの世とこの世の間にある、三途の川みたいですね。


王家の谷には、川を渡らなくてはいけないんですが、船に乗ってわたります。船で渡って向こう岸にいくっていうのは、タイでもチャオプラヤ川を渡っていたので、なんだか懐かしいです。

タクシーの客引きにあって、良さそうな人を捕まえて連れて行ってもらいました。

来た!王家の谷。入場料を払って、いざツタンカーメン!

入場料には、この王家の谷に入れるのと、あと2つだけ好きなお墓に入っていいっていうのが含まれています。ツタンカーメンの墓など有名な墓はさらに別料金です。



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入り口から王家の谷まではおよそ500メートルぐらいだと思いますが、こうやって送迎トロッコに乗る人もいます。節約して我々は歩いていきましたが、この日は1月でしたが、日中は35度ぐらいになっていたのではないかと思われる、めっちゃ暑くて乗りたくなる気持ちもわかる。夏だと40度をゆうに超えてるらしいですから、100メートルおきに水を飲まないとやばいらしいです。恐るべしエジプト。


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こちらツタンカーメンのお墓、有料だしちょっと混んでるのでしばし保留。



いろいろと迷ったんですが、直観かな、

ラムセス5世のお墓に入ることに決めました!ちょっとパンフレットにも載ってたんですが、壁画がとってもきれいだったからです。

天は赤い川のほとりとか、古代エジプトロマンの少女漫画でもラムセスって出てきたけど、ラムセスが1世から10世まであって、いったいどのラムセスだったかもうわかんないです2世だったかな。



中に入るととにかく壁画がやばいです。

写真を撮ろうとすると、中のおやじが飛んできて、ノーフォトー、チケットチケットって言ってきます。

どゆこと?と思うと、写真を撮るのは有料だそうで、入り口のチケット売り場で買わないといけないらしいのです。えーここにきて、写真を撮りたいけど、お金払うのは構わないけどまた入り口まで歩いて暑い中買いに行くのもめんどくさい。ああー、っとだいぶ気分が落ち込み、中に進んでいきました。

が、壁画がやばすぎて、もう、これは写真に撮らないとだめでしょってなって、一同しぶしぶ入り口までもどりフォトチケットを買いました。

再びラムセス5世のお墓に行ったら、今度は入り口のチケット見るおじちゃんが、2回は入場できませんっていうじゃないですか!

英語通じないくせに、「あのおじちゃんがフォトチケットないと写真とっちゃだめっていって、チケット買いに行ってきたんです!!だから、中まだ見てないし、入れてください!!」と(自分の中で)言ったら、

気合が通じたのか入れてくれました。

やった、やればできる。


中の壁画たちは、

(我々の勝手な妄想上の)古代エジプト宇宙人が、人間を人体実験してキメラとか作りまくってた説とか、そのやり方とか、その王の時代にできたいろいろな技とかを壁画に残していて、その絵がやばいっていうので、盛り上がりました。




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やばい壁画ばっかりですね。

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天井は宇宙ポイ感じで結構かっこいい。

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写真みてたらあの時のぞくぞく感思い出してきました。

エジプト、やっぱり自分の足で行くことをお勧めしますね。ラムセス5世の墓の壁画が私の中では一番でした。


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