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水と晴れのある幸せ
昨日は栃木まで遠出して、往復で車で5時間ほど走りました。
午後になって帰るころには、カーナビに何度も「豪雨」の注意報が現れ、
窓に注ぐバケツのような水をワイパーが必死でかき出していました。
豪雨の正体は「積乱雲」と言う、縦にのびた黒い雲で、
カーナビがピンポイントで影をつけて教えてくれるところを見上げると、
確かに他の空より灰色が濃い。
でも、雨が降るか、雨量が多いかどうかは、一概に雲の色だけでは判断できません。
やはり雲行きが怪しいと思ったら、屋外には出ず、用心するに越したことはありません。
最近、水について読んだ本で、皆さんにシェアしたいことがあります。
中学生向けに書かれた、水と環境問題の本で、
世界で起きている水をめぐるさまざまな問題について書かれています。
台風や豪雨による被害は世界各地で頻発していて、
逆にアフリカなどでは深刻な水不足の問題があります。
また、雨の少ない乾燥地帯では、水資源の奪い合いによる争いも起きています。
何千年も前から、そして今も変わらず、
水をめぐる様々な困難、水を得るための様々な努力があったことを思うと、
いつでも水道から水が出て使えること、清潔なトイレを使えることは、
なんてありがたいことでしょう。
また、地球の表面の70%が水なのですが、
97%以上の水は海水のため、そのまま人が使うことはできません。
氷河や地下水になっている分を除くと、結局、地球上の水の1%だけを、
人間とその他の生物全てが分け合いながら生きています。
水を大切にしましょう、と言うより、
その思いを込めて、この本を紹介しました。
『図解でわかる 14歳からの水と環境問題』
インフォビジュアル研究所・著
太田出版
さて、今日は晴れ。この晴れにも感謝ですね。
(と書いているうちに曇ってきてしまいましたが)
子供たちが、この平穏な毎日の中で
勉強ができ、柔道ができ、そして走りまわれること、
本当に幸せで奇跡だと感じます。
しばらく天候の変わりやすい時期ですので、
どうぞ外出時は用心して、体調に気をつけてお過ごしください。
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