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おとなしいやつ

りんごをのせた うつわの写真
後半にご紹介いたします。


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落ち着いた色の、地味なうつわ2種類


おとなしいやつ その①


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同じような雰囲気の3枚

写真ではまるい形に見えるかもしれませんが、きれいな円のまるではなく、縁を歪ませてつくりました。

(わたしの場合、円のようなまんまるよりも歪ませた方がつくりやすい)

写真、右の奥にあるうつわ ピックアップ!


じゃーん

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3枚の中でこの1枚だけ、試しに模様をつけました。

模様? 落書き?
汚れに見えるかな〜

教室に、筆でもなく刷毛でもなく、小さなホウキのようなものがあって(なんていう名前だろう?)それを使って、白いスジのような線をあちこち飛ばしてみました、たぶん。うろ覚えです。

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傷がついたような模様。焼き上がりを見たときは可もなく不可もなくフツーだと思ったけど、見慣れてきたらじわじわ。大きさもちょうどよく、便利。


もう1種類ご紹介



おとなしいやつ その②


写真ではわかりにくいのですが
縁に近い外側はうっすらピンク色、中心は白っぽい黄色をしています。

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このうつわ、色の付け方がちょっと変わっていて。

※ ちょっと変わっている、という前に、いつもの色の付け方って何なん? と思われるかと。軽くお話ししますと…

↓  ↓  ↓

バケツのような入れ物に釉薬が入っているので、そこに色を付けたいうつわをドボンと3秒くらい浸ける。

これが、いつもの色の付け方です。

3秒ドボンしたうつわをテーブルに置き、数秒経つと釉薬は乾くので、気泡や塗りムラがないかを確認。その後教室にある窯で焼いてもらう。という流れです。
(他の生徒さんの作品と一緒に、窯に入れて焼くので、あとは先生にお任せします)

戻りまして〜


この、バケツにドボンタイプの付け方ではないやり方で、色を付けました。

霧吹きのような入れものに釉薬を入れて、それをうつわに直接吹き付けました。ふわっと軽い仕上がりになるけど、吹き付ける作業はすごく地味で大変です。なかなか色がついてくれません。
肺活量いる、まではいかないものの “吹く” と “つく” が比例しない。

なんども吹き付けて、やっと色がついていく。

少しずつ色をつけて、乾かし、また色をつけて、乾かし… 作業します。

だいぶ色がついてきたかな。自分でもよくわからなくなって、最終的には先生に見てもらいながら進めて。ようやく終了。
時間をかけただけあって、仕上がりはやわらかな印象に。このような色の付け方もあるんです。
ふーふー吹き付けて色を重ねていく。

吹き付ける作業経験がなければ、こんなに時間がかかってるなんて思われないであろう、ちまちま作業のひとつ。根気強さが必要です。
陶芸って、これに限らずちまちま系作業は多いです。よく見ると手がかかってるのがわかる、とも限らない。笑
これはつくった本人、つくり方をよく知るひとが「なるほど、頑張ったのね」とわかる程度のものですな。ほぼ自己満足の世界なので、出来たものを見て自分を褒めるという感じです。

まず、褒めます。 
褒めて伸びます。

のびーん  (*^^*)

光沢がある色味のうつわは、マットなものに比べて写真に撮るのが難しいですね。

ピンクというより黄色っぽく見える?


この、真ん中のぽたっとした、しずくが落ちたようなところ

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ちょこっと、アクセントつけてみました

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指で釉薬を垂らしたんですが、よーく見ないとわからないですね。それもよし。


色を吹き付けるとき、外側を濃く、内側はぼんやりするようにしました。

写真だと、その微妙さが見にくかもしれませんが、濃淡を思い浮かべながらご覧いただけたらうれしいです。

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濃淡を、イメージ…

別の場所で撮った写真、こちら白っぽい。

(なんだか、美白モードで撮りました的な白さだ)

うーん、写真の色味がイマイチですが、多めに見ていただけるとよろこびます。


おとなしいうつわ 2種類をご紹介しました♪


吹き付けのうつわを過去記事でご紹介しております。(記事・後半です)
この記事でのうつわは、中心から外側にかけての吹き付け。今回は外側から内側にかけての吹き付けでした。


最後までお読みいただきありがとうございます。

(*^o^*)


またお会いできたらうれしいな~

(*^^)v




お読みいただきありがとうございます♡ 感謝感激でございます♪