見出し画像

お金だけじゃない!無駄な行動をなくす「消費①」

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

最近、一段と寒くなてきましたね。みなさん風邪をひかないように、ココアを飲むなどの免疫を上げることをぜひしてみてください。体調を崩すこが一番時間のロスに繋がりますので。
年末は忙しすぎて自分の体に目を向けることができずに体調を崩す方が多くなります。
前もって予測して考えておくだけで防げることもありますので、この記事を読んだことをきっかけに、気を付ける意識をもっていただけると、体調不良になることなく、充実した年末を過ごせるのではないかと思います。



タイプおさらい。自分の行動のクセを知ろう

このnoteが始まってからタイプ別の話をしてきましたが、みなさん、ご自分の行動はどうですか?だんだん見えてくるようになりましたか?ゴール追求型なのかフレキシブル型なのか、自分軸タイプなのか他人軸タイプなのか。
自分軸タイプと他人軸タイプはすごくわかりやすいのですぐわかると思います。
「決められていないとイヤ」という気持ちがたまに出てきたり、不安だとかモヤモヤするとか、こういう気持ちが少しでも沸いた方は基本的に「ゴール追求型」だと思います。フレキシブル型さんはこういった悩みが特にないので。日常に少しでもモヤモヤする方は基本的にゴール追求型だと思った方がいいです。それだけでも自分がどちらのタイプかわかるのではないかと思います。臨機応変に動けていたり、気分で動いてるなと思いながら行動しているゴール追求型さんもいますが、必ずモヤモヤポイントが出てきます。

自分のタイプについて迷われる方も多いと思いますが、一番は自分の行動のクセがわかればいいので、日々の行動を意識して見てくださいね。


時間や行動には3つの概念がある

タイプについては日頃から気にしてみて頂くとして、今度は物事…時間やお金の大事な概念についてお話していきたいと思います。これもまた調整するときの優先順位になってきます。

私がいつも講座などでお話しているのが、物事には必ず「投資」「消費」「浪費」の3つがあるということ。これはお金のことでよく聞く単語だと思いますが、お金だけではないんです。物事や取り組む行動にも、この3つの概念があります。時間もそうです。
何にエネルギーを費やすかということですね。お金に対してと全く同じ考え方です。


概念その①「消費」

これはお金の概念と一緒で、生活で必ずやらなければならないことを指します。
例えば、ママさんであれば家庭で必要な家事・育児になります。これはやらなければ生きていけないので、完全に減らすことはできませんが、なるべく減らしていくものになります。どれだけやらなきゃいけないことがあっても、できるだけ最低限まで減らしていく。

家事の場合、3食の食事作りや洗い物、買い出し。洗濯なら、普通洗いのほかにオシャレ着洗いや分別洗濯など、洗濯が終われば畳んでしまって…と洗濯だけでも色々していると思います。部屋の片付けもそう。掃除機、床拭き、散らかったおもちゃの片付け…。
これがママの一番大変の部分でもあると思います。



ママは高めのハードルに設定しがち

ここで出てくるのが時短術。TVやネットでも時間短縮の技として多く紹介されていますよね。ぜひこういった時短術は駆使して使って頂きたいと思いますが、ここで注意することがひとつあります。
消費でやることというのは、やらなきゃいけないんだけれど、実はレベルというものがあるんです。ここはみなさん見落としがちな部分。

特に家事には「これだけやれば良い」という世の中的なルールがありませんよね。どの程度(レベル)までやればOKかが決まっていないと、際限なくずっとやり続けて、ずっと終わらない。なぜ終わらないかというと、こだわりがでてくるんですね。
誰が決めたわけでもない自分ルール(こだわり)に縛られて、特にママは高めのハードルを設定しがち。
これが多くのママが陥りがちなんです。

私も汚い部屋はイヤなので掃除はしますが、どのタイミングでするかというのは決めています。一度に全部はできないので、目を瞑るときは瞑る。忙しいときはここまででOK、余力があるときに残りの片づけをするというようにしています。


過去にとらわれず、自分のレベルを決めておく

洗濯は毎日しなければいけない、とか
掃除機は毎日隅々までかけないと気が済まない、とか
こういったこだわりは、自分が育ってきた親のルールに縛られる方がすごく多いです。
「こういうものなんだ」と当たり前のこととして育ってきたので、体に染みついているんですね。特に母親が綺麗好きだった方は大変ですね。それが当たり前だから自分もやらなきゃ、と。でも、それは誰にも強制でされていることではありませんよね
パパも綺麗なほうが嬉しいから「やらなくていいよ」とは言わない。そうすると(言われない=)求められていると思い込んでどんどんやらなきゃ!となっていく。
これは仕事も同じ。世の中の絶対的な完成があるわけではないので、どんどん手を加えてしまい、時間だけが過ぎていく。

自分の中のレベル「ここまで」を決めておく。これは段階があって良いと思います。
1回目はこの程度、2回目はここまで、のような段階的レベルを決めたり、頻度(週に何回しようとか)を考えることがすごく大事です。

一度自分のやっている家事を俯瞰して見てみて、本当にそこまでやる必要があるかを考えてみるといいと思います。
ママは普段の家事が消費行動になりますので、なるべく減らすことを意識するのが大事ですよ。



***********

ママのキャリア、働き方、仕事、育児、教育、家事などのご相談&ご質問は、stand.fmのコメント、レターで受付中です

画像1

坂東愛子Twitter https://twitter.com/aikobando0511
坂東愛子Facebook https://www.facebook.com/aiko.bando

マム・スマイルグループ https://mamsmile.jp/
イタバシーナWEB https://itabashi-na.com/
保育園フォレスタ・志村三丁目 https://mamsmile.jp/foresta/
一般社団法人育児キャリアアップ推進機構 https://wcpa.or.jp/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?