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年末の準備~ママのこと~

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

年末の準備について、先日は子どものことをお話しました。
(前回の記事→「年末の準備~こどものこと~」

お年玉は〇〇を教える絶好のチャンス

子どもについての補足ですが、年末年始に子どもに「お金」のことを教えるのはすごく良い体験なのでオススメです。
お年玉の使い方で一番残念なのは、ただ貯金すること。それではお金の能力は身につきません。お金ってやっぱり使い方を知っているか知らないかなので、お金をいかに投資に使えるかという能力を養うのが大事
貯蓄だけでは資産は増えません。投資と言っても別に株やFXだけが投資ではなく、自分が上向きになることが投資なんですよね。経験や知識といったものが「投資」にもなるので、そういうところに使えるように教えていくんです。
日頃、なかなか大きなお小遣いってあげられないと思うので、お年玉はそういったものに使う体験をさせてあげられるのでおすすめです。
家族の中でお年玉の使い道を考えるっていうのも面白いですよ。


年末の大掃除の進め方

1年の締めくくりと新しい1年の始まりの時期。鬼のように忙しく嵐のような年末でも、ママのやりたいこともきちんと計画に入れましょう。
ポイントは前もって「この日」と決めること

大掃除も、どこか(家事代行など)にをお願いしない場合は、一度にやろうとぜず11月や12月の週末を使って部分的に少しづつやるといいと思います。
少しづつに工程を分解して週末の朝イチにやるとか、そういう風に計画していくと良いと思います。
いっそ家事代行に依頼するのも投資だったりします。
時間が一番、お金と同等に貴重なものなので、本当は空いている時間はママ個人の時間以外は全部子どもとの時間に回してほしいくらいです。それはかけがえのない時間になりますので。そうした時に、家事って一番要らない時間なんですよね。
普段のお掃除は頑張っていいと思うんですけど、いっそ年末の大掃除だけは業者に依頼するのもアリですよ。特に細かいところはプロに任せた方がきれいになりますしね。
掃除が好きな方は自分の趣味の(自分の)時間としてとるのがいいんじゃないかな思います。

「ママの時間」の間もぬかりなく

そうして大掃除を早めに終わらせて、年末年始の連休は前回お話した子どもとの時間と、あとはママの時間を設ける
大晦日や新年は親せきの家をまわったりと時間を取ることが難しい場合が多いので、本当なら12月29日あたりに設けられたらいいですね。「ちょっとママに1日ください」みたいな。

そのときに、ただ「ママの時間が欲しいです」だけは絶対NGです。
ここがマネジメント力が出てくるところなんですが、権利を主張してただ「時間が欲しいです」は絶対NGで、ママの時間の間に家族に何をしてもらうかまで考えます。そこがすごく大切な部分なんです。

パパと子どもがすごく上向きに楽しめるプランを考えます。そうするとママは罪悪感なしに自分の時間が楽しめるようになります。
「子どもとパパだけで過ごす1日」をぜひコーディネートしてあげてください。


パパ力=ママの成績表

パパが慣れていなくてパパだけで子どもの面倒を1日みるのが難しい場合は半日や数時間でもいいですが、こういう機会に1日面倒を見てもらった方がいいです。
世の中は過保護なママが多くてですね、、、これは子ども大人もですが、人は手を差し伸べるのが当たり前になってしまうと能力はそれ以上伸びない、逆に能力を伸ばす弊害になるんです。
これは勉強もそうなんですが、人は厳しい環境の方が成長する。手厚くすればするほど、成長には良くないんです。

子どものことが心配でパパに任せたくない…なんて話も聞きますが、そういったお家はパパ力をどんどん失っていますので、気を付けてくださいね。パパが何もできない人になってしまいます。パパ力が上がっているか下がっているかってママの力量なので、ママの成績表だと想った方がいいですよ(笑)

パパの本質がフレキシブル型や自分軸タイプだったとしても…うちの夫がまさにそうなんですが、(=自由で束縛されたくないタイプ)息子の面倒は見てもらっていますし、二人で楽しくお出かけしてきますよ。
「パパの性格が…」は申し訳ないけど言い訳にはならないです。やりようなんですよ本当に。強制的にやらせてもダメ。そうじゃなくて子どもと楽しい体験をしてもらう。これをママがいかにコーディネートできるかが鍵になってきます。


子どもとパパになるべく楽しく過ごしてもらって、ママが1日自由をもらう。これは是非やっていただきたいなと思います。
もし、本当に難しかったら2、3時間でもやってみる。それが先程のお年玉の使い方と一緒で、年末年始のチャレンジになりますから。
これは実家に行く場合も同じです。
私もどんな状況の時でも自分の時間は持たせてもらっています。実家に行った時には2,3時間だけでも買い物やカフェに行かせてもらう時間を設けて、その間にパパと子どもに「〇〇へ行ってきなよ」とプランを立ててあげたりしています。

パパと子どもが楽しめることは日頃から考えておくといざという時に使えますよ。

年末の計画も一人で落ち着いて考えてみましょう

なんとかママの時間を取るようにしましょう。
年末の振り返りと年始これから何をやっていくかというのはぜひ1人で落ち着いて考えてみて欲しいです。そして年末年始はゆっくり優雅に過ごしてもらう。
これをワンセットでやるとすごく上がります。運も上がれば本人の意気込みもリセットされて上がりますし、そうすると家事育児仕事の両立に良い感じに拍車がかかって回るので。自分時間はそれくらい大事。パフォーマンスがあがりますので是非とってくださいね。
あとパパの自分時間も取ってあげましょう。パパの士気も上がりますから。
2,3時間でいいのでパパ時間も入れてあげる。これがマネジメントですね。

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