【お土産にしたい】ウィーンで見つけた喉に良さそうなもの vol.1 YOGI TEAのHalswärmer茶(不定期連載予定)
歌を習っていて、その上ドイツ語を勉強している人なら誰しも、「Hals(喉)」という単語が目に入るとつい見てしまうのではないだろうか。
私だけか。(笑)
ということで、第2次ロックダウンに見事はまってしまった今、楽しいことをしないと死んでしまうので、日本に帰国する際のお土産にも適した、ひたすら喉に良さそうなものを試してみようと思う。第1弾はこちら、YOGI TEAの "Halswärmer" である。
YOGI TEAについて
Yogiさんというインドのヨガの先生が1960年代後半ごろヨーロッパにやってきて、ヨガのレッスンの際に生徒にふるまったハーブティーがこのブランドの発端ということ。そのハーブティーはアーユルヴェーダというインドの伝統的医学に基づくレシピでつくられていて、その香りや味によって、ヨギさんは生徒たちに自己を見つめなおす平静さをもたらそうとしたらしい。
また会社の精神として「Integrität (清廉潔白?) 」を掲げていて、全ての商品がBio製品(環境に配慮した商品)である。
(バーコードがヨガのポーズ。それか大仏?箱の下面にはヨガのポーズのやり方解説付き)
参考:YOGI TEAのホームページ(多言語対応)
https://www.yogitea.com/de/unsere-geschichte/
日本語ホームページ(後から気づいた)
https://yogi.overseas-inc.jp/concept/
"Halswärmer" 茶について
その名も「喉あたため茶」。dennsというBioの店にて安売りしていたものを購入(17パック入りで300円ほど)。一体どんな味なのだろう。
淹れ方は簡単。100mlの沸騰したお湯に5~6分ティーパックを漬ければ完成。どうでもいいが一人暮らしは絶対ティーパックを愛用してると信じている。
色はこのように茶色である。
一口飲んでみると...あ、甘い!!
何も入れていないのにまるではちみつのような甘さがする。しかしおいしい。甘すぎない。どこかやわらかな舌触りで、しっかりハーブティーの味がする(当たり前)。これは喉に良さそう。
しかしなぜこんなに甘いのだろう。材料のところを見てみた。
材料: スペイン甘草 (32%)、フェンネル(23%)、シナモン、オレンジの皮、生姜、タイム(4%)、モウズイカ(注:イカではない、植物である)、オレンジ油、レモン油、カルダモン、黒コショウ、ナデシコ、ウコン
こうして材料をみてみると、なるほど、この「スペイン甘草」なるものが猛烈に仕事をしているようだ。モウズイカ(Königskerze)なんて初めて見た。というかナデシコってお茶になるんだ。
声楽家へのお土産としての評価(5段階評価)
味 ★★★★★(おいしい!)
価格 ★★★★★(かなり求めやすいといえる)
パッケージセンス ★★☆☆☆(普通。そこまでお洒落ではない)
声楽的好み ★★★★★(喉に良さげ(妄想の域))
日本での希少価値 ★★★★★(日本では販売されていない)
総合評価 ★★★★☆(お土産としておすすめできる)
最後までお読みいただきありがとうございました!
櫻井愛子