歯科衛生ケアプロセス
歯科衛生ケアプロセスをより深めよう!
歯科衛生士を続けていくなかで、
同じ業界にいながら話をしたことが、ほとんどないのは歯科技工士です。
患者さんの口腔内に関わる仕事が共通ですが
歯科医師と歯科技工士のどんなやり取りをしているのか聞くのは とても新鮮です!!
わからない言葉や、表現の仕方もあるので
「それはどういうことですか⁉️ 」と聴き、理解できた時に
新たな”気づき”を得ることができます。
来週開催の勉強会では、
歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、歯科関連の業界のかた(デンタリード東京、クインテッセンス)が合計24名集うのですが、
各役職の立場でディスカッションするための症例を選びました。
私が関わった初診の患者さん3名です。
歯科では、他医院で治療をされた状態で来院する患者様がほとんどですので
その補綴物が口腔内に入っているのですが、初診時の検査で歯周炎の症状がありました。
こういうケースは多いです。
ケース
初診時かなり問題のある補綴ケースケース
初診時、他医院のインプラントが入ったケース
インプラント周囲炎を発症している。ケース
初診時、縁下マージンの補綴の入ったケース
を選びました。
歯科技工士というのは、多数の医院の歯科医師と関わっているので、
先生によって考えが違い、そのオーダーに対応しています。
なので、先に4人でディスカッションしたのですが
補綴の状態をみて、この先生はこうしたかったのではないか⁉️と推測ができたり
補綴物の知識を技工士から聴くことで、
より深くその患者さんの口腔内を理解することができたのです。
歯科衛生ケアプロセスとは?
技工士とのディスカッションで、入っていた補綴について知ることは 、歯肉縁下がどういう状態になっているのか?
見えない部分がよりリアルに想像ができたのです。
歯周炎となった原因を各役職で(推測になるのですが)意見をあげてもらい、それぞれの考えをアウトプットしていくことは
情報収集→情報分析 →問題の明確化が、今まで以上に深くできると感じています。
最近では週一回、医院でも歯科医師と歯科衛生士でディスカッション時間を設けました。
より深く患者さんを知り、臨床に勤めていきます。
KADOKAWA、幻冬舎、ダイヤモンド社 、TV TOKYOのかたが審査してくれます!
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