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『母子分離不安』行き渋り・不登校の原因ではなく【結果】では?①/3
新年度、朝 学校で見た ある光景。
お母さんと玄関まで来て、学校に入れずに泣いている子。
その時だけじゃない、他の日にも 学校に出入りすると見かけることがある。
それを見ると、胸がキュッとなる。
私も過去、子どもの行き渋りや付き添い登校を経験しているからこそ 余計に。
そんな気持ちを、ある方へ共有したときに
「あ〜母子分離不安ですよね」と、あるある話のように、サラッとおっしゃるのを受けて……
え!?そんな簡単に、そう断言してしまうの??
その、朝の一コマしか知らないのに??
もし私がその母親で、そう言われたら すごく嫌だし辛すぎる……
そんな気持ちが瞬時に湧いて、とっさに口を挟んでしまった。
( しかもその方、不登校支援で地域の学校を回っておられると。さらに、他県へも勉強に行かれるなど熱心に活動されている様子を伺って。尚の事 お伝えしておきたい!と思った )
伝えたのは、こんなこと。
ひとつの場面だけをみて、「母子分離不安」と言われることに 私は危うさを感じてしまう。
学校以外の場では母親と離れて過ごせている (過ごせていた) ケースもあり、学校が安心できない場所だから離れられない ということがあるんじゃないか。
軽率な「母子分離不安」という言葉は、母親に余計な不安・心配を与えるのでは?それは、子どもへも良くない形で影響してしまうのでは? ←ココは上手く言えなかったかも・・
なぜ、こうも「母子分離不安」が【行き渋り・不登校の原因】として、たやすく挙げられてしまうのか?それは、本当にその通りなのか?(行き渋り・母子登校・不登校となったときに、割と聞くワードである感覚もあり)
そんな問いを投げかけたかった。
対して「あそこ (冒頭話に上った学校) は ひとクラスの児童数が多いんですよね・・」それで、子どもも安心できないのでは?というお返事をいただいて。
ちょっと、ズレて伝わってしまった…!?汗
時間も限りがあり、これ以上の話は深められず 残念ではあったけど。
でも、正直に感じたことを話せて、これがいまの私の精一杯だったなぁ……
とても熱心で情熱もある方で、お話していて気持ちの良い方でもあったから。
もしも……私のつたない投げかけに 何かしら引っかかるものを感じて 考えてもらえたなら、嬉しいなぁと思う。
……いや、正直に言うと。。
むしろ私の方が、この話しに ものすごい引っかかりを感じてしまったんだ。
「母子分離不安」が【行き渋り・不登校の原因】として語られる。
行き渋り・不登校の界隈?で、これが一般化されてきている(ように私は感じる)。なぜだろう??
と、しばらくの時間 考え込むことになった。考えるほど、自分の記憶、経験を辿るほどに、
「母子分離不安」は 行き渋り・不登校の原因、というよりも【結果】なんじゃないか?と。
その方がしっくり来るし、辻褄が合うように感じた。
ここをさらに書いていくと、長くなりそうなので、追って別記事にまとめたいな。
もしよかったら、また続きも読んでもらえたら嬉しいです。
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