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バドミントン少年たちの青春ストーリー『ラケット少年団』

★★★★☆星4つ

『愛の不時着』『ムーブ・トゥ・ヘブン』の演技が素晴らしかったタン・ジュンサンくんのドラマを他にも見てみたくて、この『ラケット少年団』を見ました。これもすごくおもしろかった!

主人公の中学生ユン・ヘガン(タン・ジュンサン)はソウルで野球に打ち込んでいましたが、ある日突然バドミンコーチの父と妹の3人で田舎に引っ越すことになります。お父さんがコーチとして赴任したヘナム西中は人数が足りなくて廃部寸前。バドミントンなんて興味ない、と言ってたユン・へガンでしたが、試合に勝てたら、ゲームをするためのWi-Fiをつないでもらうことを条件に、バドミントン部の助っ人として試合に出場することになります。

中学生がスポーツに打ち込む青春もの、すごくよかったです。バド部の仲間たちがみんないい子。

SNS好きなパク・ウンダム(ソン・サンヨン)
ヒップホップ好きなナ・ウチャン(チェ・ヒョンウク)。
実在のバドミントン選手イ・ヨンデに憧れるマンネ、イ・ヨンテ(キム・ガンフン)。
学年1位の優等生で議員の息子だけどいい子でしかもイケメン、チョン・インソル(キム・ミンギ)→途中からバド部に参加。
イ・ヨンテ役のキム・ガンフンくんは、『椿の花咲く頃』のピルグ役がとてもかわいくて印象的でしたが、いつもすごく自然体で演技とは思えないのがすごいですね。

この5人がバドミントンを通じて友情を深めていきます。そして、女子チームのエース、ハン・セユン(イ・ジェイン)との恋模様も。

ハートウォーミングなストーリーに心が温かくなり、ときどき涙が出ました。
悪い人が出てこない。あったかいドラマです。

そんな子供たちを見守る大人たちを演じる役者さんも、いろんなドラマでよく見る実力派の方たちばかりで、安心感あります。

私はまだ見ていないのですが、『刑務所のルールブック』と脚本家さんが同じだそうで、カメオ出演も豪華なようです。

タイトルでなんとなくそうかなと思っていたけど、やっぱりバド部のみんなはBTS(防弾少年団)が大好き。試合が終わったら家でゲーム、というのも今どきの自然な子供達って感じですね。

バドミントンって今まであまりドラマとかで見たことがなかったけど、スピード感があってすごくかっこいいいスポーツですね。役者さんもみんな上手でびっくりしました。

それにしてもタン・ジュンサンくんはドラマごとに役柄がまったく違うのに、どの役もすごく自然で、本当に上手だなあと思いました。これからも楽しみです。

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