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もっと早く見ればよかった『愛の不時着』

★★★★★星5つ

2020年10月に初めて韓国ドラマに出会って半年経ってからようやく見た『愛の不時着』。なんとなく純愛モノは、、と敬遠していましたが、やっぱりこれは抑えておかないといけないのでは、と見始めたところ、見事にハマりました。

パラグライダー中のアクシデントによって北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)が、堅物の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に助けてもらったことから物語が展開。

韓国に戻る方法を模索しながら、北朝鮮で素性を隠して過ごすセリは、ジョンヒョクと惹かれ合っていく。

しかし、2人の間には、軍の陰謀や家族の問題、そして軍事境界線という大きな壁が立ちはだかる。

シネマトゥデイ

韓国と北朝鮮という国家の大きな壁を、2人の愛は越えられるのか。という王道ラブストーリーかと思っていたら、予想以上にコメディの要素もあって、すっごくおもしろかったです。

もちろん主役の2人は、とても素敵で心から応援したくなる。

それに加えて、脇役もみんな素晴らしかった。

第5中隊の4人のメンバーがいいですよね。

ちょっとガサツなチョ・ピス(ヤン・ギョンウォン)。
寡黙なイケメン、パク・グァンボム(イ・シニョン)。
みんなに可愛がられるマンネ、クム・ウンドン(タン・ジュンサン)。
韓国ドラマの大ファン、キム・ジュモク(ユ・スビン)。

なんだかんだ言ってセリはみんなのこと好きだし、みんなもセリのことを大事に思っている。

第3話でセリが勝手に開いた授賞式もすごく好きなシーンです。賞品は、統一バージョン(統一したら韓国で渡す)と即時受領バージョンがあってどっちか選べる。

ウンドン・・・親切賞(1億ウォンまたはとうもろこし→とうもろこし)
ジュモク・・・韓流ラブ賞(ジウ姫との昼食またはテレビ→ジウ姫)
グァンボム・・・人類の宝賞(ミス・コリアとのデートまたはセリとのハグ→どっちも辞退)

これで授賞式を終わろうとするセリに文句を言うチスには、ジョンヒョクに買ってもらったシャンプー・リンス・ボディウォッシュを(適当)。

何も賞をもらえず不服そうなジョンヒョク。セリは「スペシャルサンクス賞」としてトマトの苗をあげます(ジョンヒョクのじゃがいもを勝手に交換した)。この苗に毎日水ときれいな言葉を10個あげてね、と言われてちゃんと約束を守るジョンヒョクがかわいかったです。

その後しばらくしてからの「トマト栽培者」と「血のにじむ努力」のやりとりもめっちゃ好きです。

それから、ジョンヒョクの婚約者のソ・ダンや、詐欺師のク・スンジュンも、いろいろありましたが結局みんないい人でした。

セリが、ジョンヒョクに頼って守ってもらうだけの女性ではなく、ちゃんと自立していて、後半はジョンヒョクを守ってあげる立場になるところがすごく好感が持てました。

ラストどうなるのか、怖い気持ちもありましたが、いい終わり方で本当によかった。

後半は毎回号泣。家族に見られないよう、背中を向けて1人静かに涙を流しながら見ていました。

ヒョンビンとソン・イェジンは、私生活でも交際を始め、2022年2月に結婚を発表しました。本当におめでたいことです。お似合いの2人!

結論:やっぱり人気のドラマはおもしろい!



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