🌿☀️♯9．心の土を耕すことが、未来の自分をつくる　保育士お母さん

🌱　🌱　久しぶりの投稿です　🌱　🌱

　いつも見に来てくださっている方、初めての方、興味を持って下さりありがとうございます🍀
　新学期が始まり、あっという間に4月も半ばに入りましたね。
　今回は、過去の自分があったから今の自分がいるということに向き合えた内容になりました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

　私は子育て19年目になり、保育士としては11年目。主に乳児保育をしてきましたが、40もとっくに過ぎて初めて当園の中で、幼児クラスの担任として受け持つことになりました。

　同じ園にいながらも転職した気分で、初めてのことに戸惑う日々です。
　しかし、大切なことは、うやむやにしないことだと思っています。

　つまりそれは、自分にも相手にも“誠実であること”だと思っていて、そうした丁寧さが私は好きでもあり、その分、時間はかかります。しかし、それがやっぱり好きなんです。

　〜目次〜

🌱丁寧にしたいこと🌱
🌱心の土を耕す🌱
🌱伝える意味🌱

🌱　丁寧にしたいこと　🌱

　仕事を効率よくこなす為にはある程度手の抜きどころだったり、スピード感が大切で、見極めも大切だとは思っていて、私の課題でもあります。

　例えば、個人面談。
　どのクラスの先生方も、保護者1人につき15分です。
　しかし私は、30分を用意しました。単純に倍以上かかりました。

　我が子が小学生、中学生、高校生の時も、どの担任とも15分程度でした。
　それが不満では全くなく、むしろ程よい時間であったと感じていました。

　決められた時間の中で、必要な話を確認し合うには、なんの問題もありません。

　では、なぜ私は倍の時間にしたのか。
　それは保護者の話を聞かせてもらい、寄り添った姿勢で信頼関係を作りたかったからです。のんびりした私の場合、必要な確認事項だけでは足りないと感じたからです。

　子どもたち一人ひとりを知ることだけが全てだとは思っていません。

　子どもたちがどんな家庭環境で育っているのか、保護者の方はどんなことを大切にしていて、今何を感じているのかを知ることが私にとって重要だったからです。

　初めての園生活で、初めての集団生活で、お友だちや先生とうまくやっていけるかは、大抵の保護者の方が心配になることでもあるのです。

　私も母親だから、分かるのです。

　しかし、保育者でもあるのです。

　責任を持ってお預かりするということは、色々な背景を知り、できる限り把握することで、子どもたちの気持ちの変化に気付けたりもするのです。

🌱　🌱　心の土を耕す　🌱　🌱

　私がこうして、noteで自分の思いを投稿できるようになったのは、自分自身が整い初めてきたからだと思っています。

　幼少期から、笑顔の絶やさない子でした。
　しかし、両親は不仲で喧嘩は絶えず、私が高校生の頃はピークでした。
母は感情的になり『刺しなさいよ！』と父に言って刃物を差し出しているような環境。

　子どもながらに万が一を想定して、喧嘩が始まると空気を読んであらゆる刃物を抜き取って自分の部屋に隠すことをしていました。
　そしてその尻拭いは私で、まあまあと間に入り、母の話を聞き役になってみたり、父に母の気持ちを代弁したりしていました。

　だから、私の両親は、私に甘えていたのです。

　人の気持ちを理解したいと思うようになったのは、こうした背景があったからなのかも知れません。

　そう考えると過去の経験も無駄ではなかったのかも知れず、過去に戻ってやり直したいとは思いません。もちろん、しなくていい経験はありますが。

　そんな背景の10代の心の土は、乾ききってカチカチに固かったのだと思います。
　だから、どんなに新しい種子が飛んでこようとも、水やお日様の光があっても勇気が育たなかった… 🍂
　きっと変化のチャンスはいっぱい転がっていたのだと思いますが、自分自身を信じて大きな選択や人の意見や顔色を伺うことない人生の冒険に着手できなかったのは、母親の影響が大きかった。何をするにも、否定や決め付け、いつも自分が正しいという母親が怖かった。

　でも今は違います。
　母や父の弱さを知り、反対に強さも知りました。私たちを娘を守ることとの間で揺れていたのだと。　

　両親には自分が過去に辛かったことも伝えています。私がこんな思いであったということは知らなかったようですが、今では両親も理解してくれるように変化しています。

🌱　🌱　伝える　🌱　🌱

　人に自分の話をする時、10話したら10伝わることは絶対にありません。
1もしくは、2くらい。これは、NLPの資格の勉強をしていたときに、担当講師が教えてくれたことでした。

　だから、いくら家族でも自分のことを全部理解してくれているなんて、ありえないと思っています。　

　それがベースにあると、とにかく人の話をよく聞くこと、自分がまずは相手を理解に徹して理解されるという7つの習慣の中の第5の習慣の大切さも感じています。

　その為には、やっぱりアクティブリスニング力なのです。

　ただ、ノウハウを得ても何の変化もありませんでしたが、0秒思考の著者である赤羽雄二さんに出会って、メモ書きで自分の本音を書き出すことをしていくうちに、仲間に出会い、カチカチだった私の心の土が耕され、栄養が浸透するようになってきました。

孤独は人の心をカチカチにする。

　仲間や家族がいることで、今の私は土に根を張り、芽を出すようになって、表現することと、自分が信じていることを伝えることに恐れが無くなってきました。

　まだもしかしたら、細い根かも知れませんが、時にミミズのように土を栄養たっぷりにしてくれるような心に栄養を与えてくれる仲間の存在で、自信や知恵をもち、いつか自分らしい花を咲かせていきたい。
　そして、実を付け、まわりにいる大切な人の心にその実が届くように癒していける人間になって、幸せに人生を終えたいです。

　　　　🌱　🌱最後まで読んでくださった方に心から感謝申し上げます🌻🌱