働き方完全無双／ひろゆき（西村博之）

作者は、２ちゃんねるを開設、管理人のひろゆきさん。すごーくざっくり言うと、日本ってヤバい？じゃあどうする？ってことがまとめてあります。

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①インターネットで情報流通コストが無料になった。②コンテナ発明で輸送費用が安くなった。③ゲーム理論的に正直に商売したほうがトクになった。先進国では二極化が進む、それとは違う「個人として、ワンチャン狙いながら幸せを目指す」生き方を提唱し、「個人の攻め方・守り方をマスターし、企業の論理を身に付け、業界としてよりよい環境に身を置く」ことが「働き方　完全無双」だ。

新しいことには首をつっこむ、無料のものは試してみる、たまたまそこにいる力、人がいる場所さえつくっておく、答えがない仕事はキッパリ決断する、女性からの握手は効果的、笑顔の人は損しない。

パワハラ発言を録音できるように、無茶ぶりを受けない体質に、さっさと寝る、果物やチョコで糖分をとる、激しい運動より歩こう。

スキルがある人より、いい人を。そもそも事業はなくなるもの。”優秀なやつ”と”新しい産業”の足を引っ張るな。全体が損をする”禁止”や行き過ぎた規制が産業を潰す、よくわからんものを恐れるな。イス取りゲームでなく”イスを増やす人”を応援する。ゼロサムゲームは意味がない。トラブル好きか、ルーティン好きか？”オワコン業界”は選ぶな。（観光とIT）あなたがいることで売上に変化を及ぼしているか。これからは、職人的な長い修行生活よりも、新たなスキルを身に付けて業界を縦断できるようになるほうが長く食べていけるかも。

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個人的に印象に残ったのはこれ。「１００万円の貯金ができているか」　貯金が自由にする、イヤだったらいつでも辞めてやる、というマインドで働ける。貯金ができない人は、①ストレス発散にお金を費やしている。②すべてのジャンルにおいて生活レベルをあげてしまっている。自分には意味がない、と思う部分には主体的にお金を使わないようにする。BIの話も載っていて、面白く読めました。巻末には、ひろゆきさんのオススメ観光リスト、映画リストも載っています。

AIとBI、ネガティブな意味合いで語られる場面もあるけれど、個人的には楽しみに思う面もある。人間がやらなくていい仕事は早くAIに代わってもらいたいな、働きたい人がバリバリ働いて、そうでない人も許容されて、普通に暮らせるようになったらいいな。そんな中で私はどういう生き方、働き方をしたいのか、どう行動しようか。