山葵日記|2024.4.3.

保護猫のトライアルを始めた。保護猫ネームは、コウ君(仮)。2歳後半の男の子。体重は6.2キロある。わたしたちは、わさびと名付けようと思っている。だから山葵日記。先住猫は、ハル。

4/3(水)
午前中は晴れていたが、午後から雨が降り始めた。少し生暖かい雨、春。桜は散ってしまうのだろうか、と会社の人たちと雑談した。あまりお花見に縁が無かったので、ちらりと見るくらいで満足する。

先住猫ハルは、全力で侵入者にキレている。今朝、自室にいながら二人をフリーにしていたら、全然だめで、やっぱり新入りコウ君はケージからやり直すことに決める。ビビりなので、ケージ内だけでも落ち着いて過ごしている。たまに、自室のドアを閉めてケージから出してあげると、ここぞとばかりに探検しておもちゃで遊んでから、また自分からケージ内に戻っていく。

ハルとの相性が元々猫個体としてよくないのか、色々記事を調べては、いやでも個体差による…とどうやったら少しでも平和な面会ができるか考えている。とりあえずご飯を一緒に食べてもらい、まだ目ができるだけ合わないようにガードを作り、新入りと一緒にいるといいことが起きると学んでもらうように人間は頑張っている。

猫は高い場所にいるほうが立場が上らしく、コウ君が下にいるとき、ハルはすかさずキャットタワーに登って上から威嚇していた。ただ、基本コウ君がベースにしているケージは、2階がくつろぐ場所になっているので、ハルのほうが位置が下になっちゃうんだよな…と人間がいくら考えても仕方ないことばかり、考えてしまう。お互い、早く気楽に過ごせるようになることを祈る。

ハルの目が届くところで働いてみる。自室にこもってばかりだと、彼女は寄ってこない。コウ君は、ビビるものの、ケージ内でゆったり過ごしているし、よく食べ、よく出しているのでひとまず安心だ。
わたしは心配性なので、保護主さんからLINEで励まされる。まだ10日なのでゆっくりね、と。ぼちぼち焦らずやっていこう。

凛々しいお顔のハル
遊び疲れて休憩中のコウ君


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