文章と付き合うマイルール
本が好きで、いつでもそばにあって、ないと不安で。スマホを手にしてからは、WEBの中の文章や、Twitterやnoteにもなって、いつでも活字を追っていたい。それはもう中毒のように。
本を読むのが苦手だという人にも聞いてほしい。私も自分が苦手な文章は読めない。眠くなるし、読み飛ばしてしまうこともある。
好きな文章を書く人にたまたま出会って、たまたまその人が文章を書き続けてくれているだけ。
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読書習慣のルールの感想を呟いているツイートを見かけて、ふとマイルールってあるかもな、と思ったので思いつくままに書いてみる。
本や雑誌であふれる部屋を整えるために、去年の引越のタイミングで本棚を新しくした。高さ180cm×幅90cm×奥行30cmの背の高い薄い本棚。ワンルームの狭い部屋にもぴたっと収まる。全部で100~200冊は入る。ここに入らなくなってきたら、定期的に本を取捨選択するようにしている。
Kindle版を購入したり、古本屋に売ったり、譲ったり。その前に期限を決めて再読して、必要だと思う内容を、自分だけのSlackに投げる。
誰かのイベントに行くとか、舞台を見るとか、予定に合わせて関連するWEBの記事や作者の本を、勝手に課題図書に決めて、読んでから参加する。期限もあるから集中して読める。
寝かせる本もあっていい。折角買ったからと、無理に読み進めようと頑張らない。買ってみてどうしても読み切れなかったら、今じゃなかったと思って手放すこともある。欲しいと思ったらなるべく後回しにせず買う。本屋さんをふらふら歩いて気になる本に出会う。価値観の合う人がオススメしている本は素直に手に取ってみる。同じようなジャンルの本ばかり手に取っているなと思ったら、たまには違うものも読んでみる。夏になると読みたい本がある。ご飯の描写が細かく出てくる本が好き。
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あ、ルールじゃなくて好みになってしまった。
自分の状況から感覚的に選んでいたり、売るつもりで再読したら当時より刺さって手元に置いておきたくなったり。
文章は、自分の心の健康状態をはかる薬みたいなものなのかもしれない。それは、本に限らず全ての文章でそうだ。どういう文章が、言葉が、いまの自分にとって心地良いか。
だから、そういう文章に出会うために、いろいろと探してみるのは楽しい。無理にノルマにするのではなく、たとえば数行読んでみて好きか嫌いかで手に取るのもいい。難しいなと思うところは読み飛ばしたっていい。よくわからない、理解できないと思いながらも1冊読み切って、読んだ後もぐるぐるする本だってある。どーんと深いところに落とされるようなものも。それも、ものすごく楽しい。
その世界を知らない誰かにも、そういう瞬間が訪れたらいいなって、思う。
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