育休でも仕事でも変わらないこと

育休中と仕事をしている時では,すべてが大きく違っている。朝起きる時間も,昼食べるものも,関わる人の数も,何もかも違う。

環境が変わると思考も行動も変わる。つまり,自分という人間が変わるということだ。環境や状況が変わったのに,変わらないということはありえない。

育児に対する考え方,家事への向き合い方,仕事に対する思い,子どもとの過ごし方,奥さんとの関係など大きく変わったことは際限なく湧き出てくる。

この1年間の育休で自分がどう変わったか,どう自分自身の変化を楽しむか,ということについては別の機会で書くことにする。今回は変わらなかったことについて書きたいと思う。

ぼくの仕事は,基本的にはその年度で区切られる。毎年,4月1日に「これまでで最高の1年にしよう」と覚悟をもって挑む。実際にどうだったかは別として,毎年それなりに【最高の年】にしてきたつもりだ。

常に,【今が最高】だといえる人生にしたいと思ってきた。実際にそうではない瞬間がいくつもあったからこそ,こういった考え方になったのだが,今を生きているのは今の自分しかいない。

今の自分が,今を最高にするしかない。

今,置かれている状況,身を置いた環境の中で最大限できることをする。今の自分にはそれくらいしかできることなんてないのだ。

だから,【育休】という環境に身を置いたのだから,家事や育児をできる限りする。家族のこと,子どものこと,奥さんのことを可能な限り考える。

仕事をしている時とは違う。脳ミソや心のデータ容量をフルで家族のことに使える。仕事をしている時はどうしてもデータ容量を割かなければならない。あまり使っていないアプリがスマホの容量を圧迫するように。

話を戻そう。仕事をしている時に特にいつも思っていたこと,「最高の1年にする。そのためにできることは全部やる。」それは,育休中でも全く同じだ。

「この1年間の育休を最高のものにする。そのためにできることは全部やる。」

4月1日に「最高の1年にする」と決めた。そう決めたら,そうなるようにすればいいだけ。そのための行動をそればいいだけ。そうなるように生きていけばいいだけだ。

実際に何をして「この育休が最高の1年になったか」ということについては,また別の時に書くとしよう。

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