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明鏡止水

明鏡止水とは、心に汚れがなく落ち着いている状態です。

武道の世界においても、この言葉は多用されます。

さざ波が立っていなければ、

水面がまるで一面の鏡のような落ち着きを見せます。

そして、綺麗な月がその水面に映るわけです。

そう考えると、なんだかロマンチックですね(笑)

話を元に戻しますと、この明鏡止水は武道の世界でも非常に重要です。

冒頭の解説の通り、明鏡止水では、
①心に汚れがない=相手と争う気持ちがない
➁落ち着いている

の2つの考えに立脚しています。
この考えは合気道を行う上でも必須の考えです。

何か技を行う時に、相手に意識を向けるのではなく、

自分の中の水面に目を向ける必要があります。

そして、その水面が明鏡止水になっているのか。

もちろん、それは武器を持ってる時も同じです。

杖や剣、短刀など、あらゆる武器を持った状態でも

この明鏡止水を意識できると強いです。

この考えが根底にあると、

相手と争ったり、過度な緊張を防ぐことができるんですね。

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