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簡単!雑巾の絞り方!


雑巾ってどうやって絞ってますか?

普段のお掃除や、お仕事でお掃除されている方は、雑巾やお掃除用クロスは必需品だと思います。

雑巾は汚れを拭き取るのには、欠かせない物ですが
拭く度に汚れるので洗う回数も増えてきます。
力のある人なら一気にギューッと絞る事は可能ですが、逆に力のない人だと意外に力がいりますよね。

何回も洗っては絞ってを繰り返す雑巾をなるべく楽に絞れたら良くないですか?

今回は少しでも雑巾を楽に絞りたい方にオススメ!

力のない方や、お子さんでも楽に絞る事ができるやり方です。

少しだけ前置きをさせて頂くと、私はプロフィールにもありました様に、掃除屋さんをしながら合気道を学んでいます。合気道は力を使わない武道で、身体を効率よく使う事ができます。

難しい事ではなく、少しだけ絞り方を変えてみるだけなのです。

早速その方法についてお伝えします。 

①図の様に縦方向で雑巾を持ちます。
雑巾を持った時に、各手の薬指と小指を意識して握ります。
各手を内側に巻き込むほど沢山絞れます。

②そのまま上から下に降ろす様に絞り込みます。
薬指と小指の意識はそのままで。
この様に絞り込むと、ちょうど手のひらが下に向く様な感じになります。


横絞りと縦絞りの違いは?

ここまでやって、実際に何が違うの?と思われた方もおられるかと思います。
簡単に違うのは握り込んでいる指が違います。

横絞りで持つと、恐らく握り込んだ指は、各手親指と人差し指になるのに対し、縦絞りは薬指と小指を意識して絞り込む事ができるので、使っている指が違うのです。

人の使う指で身体に繋がっている筋肉が違います。

親指・人差し指→腕の筋肉を使う
薬指・小指(厳密には小指)→背中の筋肉を使う
要は使う筋肉の大きさが違うのです

縦方向(薬指・小指)だと、巻き込んだ手を下に向ける様に上から下に降ろすだけで、背中の筋肉を使い絞り込んでいる状態になります。

なので結果、大きい筋肉を使うので実際にはそんなに力を入れている感じはしないのです。
横絞りの方が、腕の筋肉だけで絞るので逆に疲れます。

合気道では、小指のラインをとても重要視します。
そのお話をすると少し専門的なお話になってしまいますが、小指のラインを使う事で効率よく力を伝える事ができるのです。

普段の何気ない雑巾絞りですが
1つの工夫で少し楽になると思います。
是非お試しください。

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