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アニマルウェルフェア① どうする家康?あらため、どうする日本?

アニマルウェルフェアの議論の大きな波が西欧から日本にも押し寄せています。どうする日本?まさに日本人はこの大きな課題に答えを出していく必要があります。その時に大切なのは、西欧で起きていることをただの流行りのように捉え、それにただ追随するのではなく、日本人の食に対する考え方、日本の生産現場の西欧にはない強みなどをしっかり捉え、将来に通づる日本流のアニマルウェルフェアの考え方を創造し、日本がアジアをリードしていくべきだと考えます。大きな時代の波や大きな圧力に放浪されながらも、大きな大志をもって、それぞれの課題に現実的な決断をつみあげながら、安定した平和の時代をつくりあげた家康のように。

このブログで、何回かに分けてアニマルウェルフェアについて、わかりやすく説明をしたり、自分の考えをお伝えしたいと思います。自分は畜産に憧れてこの業界に飛び込み、そして勉強のために毎年、ヨーロッパとアメリカとアジアに出かけ、情報を整理してきました。アニマルウェルフェアが話題になって約20年となりますが、自分なりに冷静に分析ができていると感じます。是非それを皆さんに共有したいと考えています。

今の鶏の飼育方法は、今の日本人が求めるたまごを造るために磨かれてきたものであり、今の日本人の求めるたまごの姿をしっかり再現していると考えています。そして、アニマルウェルフェアはそれを大きく変えてしまう可能性があるのです。それをしっかり理解した上で、日本人の賢い選択をすべきだと考えています。どうする日本?



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