頑張って声を出すのがシンドく感じる人へ
「ボイトってしんどいやん?頑張りたくないねんな・・・」
「前は一生懸命、意識して声出してたけど、フツウに喋るように歌ったほうがラクやん」
ある関西出身の歌手の方とお話してして、その方はそうおっしゃった。
武道館やZEPPUなど、日本のでっかいステージで歌っていらっしゃる方である。
ふーーーーむ。
私はその方の歌い方を聞いて思った。
これ、もっと出るんだろうな・・・と。
なぜセーブする??
頑張りたくないから??
なんか、この人、頑張りたい!っていう心の声が聞こえてくるんだが・・・
その方にはたくさんのファンがいるし、歌詞の素晴らしさに感動する方も多いらしい。
歌はその人のもの。
だから、○○が正しいとか、××は間違っているというようなことはない。
理にかなったやり方で全力で声を出すと、意外と脱力できて気持ちがいい!
と、私は、自分の体験から思うのだ。
声は脱力が重要。
もっと言えば、声を出すのに『不必要なもの』を取り去っていくこと。
よく思われたいとか、よく見せたいという願望。
これが、喉や方の緊張を生み、結果的に「疲れた・・・」という感覚につながる。
それがベーシックだ。
間違いない。
ここで語ろうとしているは、その先の話。
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