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動物園化された人間界

今回は今までの書き方とちょっと変えてみている。写真を見て「あっ、いいな。」と思った写真(表紙のやつ)から考え出しました。

こういった目がアップされたイラストはよくごみ置き場や防犯カメラ作動中と書かれた警告板とともにある気がする。

自分は人からの視線が怖いと感じる部類の人間だと思う。誰から見られてどうこう言われたくない。だからこそここでいろいろ言えているのかもしれないとも思う。

小学生のころ児童保育にてみたテレビに「かいけつゾロリ」があった。その中の何という話だったかは、全く覚えていないのだが、ゾロリとイシシとノシシがご飯を食べているときに複数の人に見られ続け「動物園の狐みたいだ。」と言って(正確には覚えていない)その場から逃げ出していた。

食べているところを大勢の人に見られることは面白いものではない。正直CMだけで十分だと思う。

街中には防犯カメラがいたるところにある。学校が休校になったとき用にと様々なカメラが子守用にと売り買いされた。それで子供が何をしているかを逐一調べることができるようになった。

なんだかとても悲しくなった。

子供であれ小学生であれずっと見張られているのは辛い。大人だってそうだと思う。ただ大人はカメラのある環境になれているだろうが子供はそうはいかない。自分だからいえると思うが、かなり精神的に来るものがある。

子を大切に思う気持ちは大事だと思うがその溺愛のあまり動物園みたいになっては元の子もない気がする。

自分が話したこともなくおそらく初めて会う人で、もしかしたら会話せずに一生そのままである人に見られ続けると思うと、、、

もう一度いろいろ考えなければ。と思う。

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