ココロのイロを知って、よかったこと~自分の傾向を知ることができて、すっきり生きれるようになった
AIFAプラクティショナー、米国モンタナ州のモンテッソーリスクールで教えているマッキーです。
以前、妹の生き方がうらやましかった時期がありました。
一言でいうと、“今を生きている”感じ。
妹はいつも、「私はほんとに、いつ死んでも悔いがないんだよね。日々精一杯生きてるから、明日死んでもまったく後悔がない。」と言います。
いつでも具体的な目標があって、毎日そこに向かって進んでいる生き方。
いっぽう私はというと、具体的で明確な目標がないことに悩んでいました。
大きい目標というか理想、例えば、「次世代の若者のために社会に貢献したい」とか、「平和が続く世の中にしたい」、とか、「日本に住む外国人がより生きやすくなる社会にしたい」などはあるものの、それ以上の具体的な目標をもてずにいました。
そんな私に妹は、「日々の目標がなくて、どうして生きていけるのか不思議。」「まきちゃんは周りのことはよく観察して理解できるけど、自分自身のことは理解できてないから目標を立てられないのでは?」と。
そこで、コーチングのワークショップに参加してみたりしました。
講師のコーチに、「目標がないのが悩みなので、どうやったら目標を立てられるか学んでみたい」と訴え、「目標がないの?それはびっくりね、目標がなく生きてるなんて。」とまず言われ、そうなのか、やはり目標がないのは意外なことなのか、と再認識しました。
ところが、2日間のワークショップ終了時には、「あなたは目標を持たなくても大丈夫でしょう、今までも大丈夫だったんだし。」と、爽やかにしめられました。(何も解決してないー!)
そんな中、ユング心理学・DiSC理論、交流分析、発達心理学、組織心理学をベースに創られた、“ココロのイロ“という、人の行動の特性や傾向を4つの色で表した理論を知りました。
赤の特徴の1つは、正義感が強くて、自分のためというよりは世のため人のために生きたがる。
これはまさに、私の、「次世代のため」とか「社会のため」と、心の底から湧き出てくる言葉とどんぴしゃに合います。
妹は、めちゃくちゃ黄色が強いことが分かりました。
黄色の、今が大事。
自分が、今、楽しいのがすべて。
どうしたら自分が楽しく快適な空間で過ごせるのかを熟知していて、誰と、どのような場所で、どんなことをしたいのか、が常に明確である感じ。
今思うと、ワークショップの講師もかなり黄色が強いように思います。
黄色が強い人からすると、「社会のため?いやーそれも分かるけど、人生は短いんだから、まずは自分が楽しいことをしなきゃ損だよ。」って感じなんですよね、きっと。
わたしは、もう今ではまったくもって、自分自身のための具体的な目標を持たなくては、など焦ることがなくなりました。
今この記事を書くまで、自分が以前そんなことで悩んでいたことをすっかり忘れてました。
ちなみに、この、自分がすっきりすると、悩みや怒りなどの感情が一瞬にして消え去りがちというのも赤の傾向です。
(論理的な青の人から、翌日などに、私の怒りや悩みについて分析してくれた結果を伝えられたりしますが、そのときには自分の中で解消していて、何を言われてるのか分からずきょとんとすること多し。)
私は赤だから、誰が何を言おうと、「社会のため」という大義名分を目標に生きていけばいい。
そんなことを実感できたのは、ココロのイロを知ったおかげです。
周りの人は簡単にできているのに、なんで自分にはできないんだろう?など悩んでいたりする方、ココロのイロ研究所では定期的に勉強会やワークショップを開催していますので、お気軽にお問合せください!
ココロのイロ研究所:https://www.cocoronoiro.com/
ワークショップ情報:https://www.cocoronoiro.com/open-courses/
文責:まっきー(AIFAプラクティショナー、米国にてモンテッソーリスクール教員)
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