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家族で学びの場づくり~コミュニケーションがうまくいかなかった時こそ「ココロのイロ」を思い出して

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「教職=聖職」「私には無理!」と思っていた当時専業主婦だったまこさんが、専門学校グループを引退した夫の強い意思を受け入れ、家族で学びの場創りを始めることに。当初、文字通り七転八倒を繰り返していた悩める新米ファシリテーターを救ったのが、AIFAでした。
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プロフィール

平田まこさん
まなばんば葉山経営/AIFAプラクティショナー/ココロのイロ研究所研究員/アーティスト

AIFAとの出会いとまなばんば葉山の立ち上げ

インタビュアー:まこさんがAIFA代表に初めて出会ったのはいつですか?

まこさん:ひかるちゃんには、夫(AIFA理事の平田豪成氏)が経営に携わっていた専門学校グループで、FD(ファカルティデベロプメント)の講師として来ていただいてました。そして、ある教育系NPO法人の理事長の結婚式に夫婦で出席した時に、そこで司会をしていたのがひかるちゃん!

ダンス、波乗り、といった趣味や、アートや映画や音楽の嗜好も近いものを感じ取り、すぐに仲良くなり、一緒に海に遊びにいったりしていました。

その当時私は専業主婦で、陶芸やデザインの仕事を少ししていた感じで、教育には携わっていませんでした。

インタビュアー:教育には興味がなかったのですか?

まこさん:教育には興味がない、というより、「教職=聖職」「私には無理!」「向いてない!」と思っていました。

そんな中、夫が学校法人の職を引退し、「家族で、子どもの学び場を作りたい!」という、そもそも赤色が強い彼の意思を受け入れ、まなばんば葉山という学び場を、5年前に立ち上げました。

まなばんば葉山は、誰もが自分らしく学び、生きていくことを大切にしたいと、家族で始めた学び場です。人は誰でも学びたいという意欲を持っており、私たち大人は「教える」のではなくて引き出してあげるファシリテーターとしてそこにいる、家族も子どもたちと一緒に学び続けていく、ということを理念に始めました。

まなばんば葉山での活動

インタビュアー:まなばんば葉山での主な活動を教えてください。

まこさん:私は主にアートを通じて子どもたちに働きかけています。

”大人は子どもたちの中にある学ぶ力を引き出すファシリテーター”という理念を掲げているものの、実際、現場では、それぞれの子どもたちから学ぶ力を引き出すというのは、容易なことではありません。

子どもは忖度することを知らないので、私が準備したプログラムを平気で「つまんないからやりたくない」と言うこともありました。基本的には青や赤が強い私としては、予定通りにいかずめちゃくちゃ焦るし、なんとかしてやらせようと必死でした(笑)。

そんな当初の悩める新米ファシリテーターの私を導いてくれたのが、ひかるちゃんとAIFAの仲間たちでした。

AIFAって、人が何か目的をもって集まる、あらゆる場づくりの心得を鍛える道場のようなところって感じかな。

「参加者の反応が予想外だったらどうする?」みたいなお悩みを解決するテクニックではなくて、まずはYes,Andで受け入れて、観察して・・・、外からは見えないけど、マインドはフル回転!理論だけじゃなくて、インプロ(即興劇)を活用した学びは遊んでるみたいで、いつも笑いが絶えないオモロイ場所。それが私にとってのAIFAです。

まなばんば葉山の活動やAIFAでの学びを通じて変わったこと

インタビュアー:まなばんばでの活動や、AIFAで学ぶ中で、ご自身が変わったなあと思うことはありますか?

まこさん:「教職=聖職、私には無理!」という意識はありつつ「ファシリテーターは教員ではない」、という免罪符を持って、学び場を始めることができたわけですが、徐々に変わって来ました。

AIFAで出会う教職の方たちは、皆さん個性的で人間としての魅力溢れる素敵な人たちです。情熱の赤の要素が強い人が多いかな。

そして私の中で、広い意味での、「これからの教育にとって大切なことは何か」という問いが深まっています。

以前は、お上の頭が固すぎる、というような考えだったのですが、最近は私たち市井の大人の考えが変わらなければ、教育を変えることはできないと思うようになりました。

人を変えることはできない、できるのは自分が変わること。

ココロのイロでいうと、前はあまり出てこなかった緑色も、相手や場面によって出せるようになってきたように感じます。

コミュニケーションがうまくいかなかった時でも、感情的になったり諦めたり、ではなくて、「ココロのイロ」を思い出して、まずはよく相手をみて聞いて、言い方を工夫したり、あるいは自分の見方が一方的だったことに気付くことができるようになりました。

それは学び場だけのことではなくて、家族や友人との間でも同じです。近くて親しいパートナーを前にした時こそ、そうできたら!と日々思います。

昨年秋にはかねてからの念願だった個展、『灯台と茶碗』を開催できました。それも、搬入から接客、片付けなども家族が協力してやってくれたおかげで、心から感謝。

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最初はひとえに夫の意向で始めた子供たちの学び場ですが、続けていくうちに、私たち家族の形というか関係性も変化してきたことを実感しています。

AIFAの活動はこちらからご覧ください

優しく熱いみなさまに支えられて、ちょうど2週間でクラファンの第1目標額を達成することができました!

心から感謝の気持ちを込めて、厚く御礼申し上げます。
ご支援ほんとうにありがとうございます。

ただいま、次なる目標額の200万円達成に向けて、さらに挑戦を続けています!

最初の100万円という目標は達成しましたが、AIFAを土台とした学び舎のスケールアウトにはまだまだ十分ではありません。

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