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超短編小説の誕生:長文解説付きで驚きの短さを実現!

 皆様は映画の #ディレクターズカット #DC版 )を御存じでしょうか? あれは、監督が『もっと、もっと!』と思うビジョンを、予算や劇場の都合で『ちょっと、ちょっと!』にしなきゃいけなかったものを、再び『もっと!』に戻す魔法です。例えば、120分の映画を90分に短縮してから、DVDで『もっと!』の120分版が登場することがあります。

『もっと、ちょっと、かっと』

もっと、もっと!
ちょっと、ちょっと!
もっと、もっと!
かっと、かっと!
もっとっと?(博多弁で『持っていますか?』と言う意味です)

#eighttwo さんに感化されてしまったような…

 ファンの『もっと見たい』のアンコールに応えて、DC版が生まれることもあります。映画会社は、このDC版で更なる #収益化 #クロサキナオ たんの影響?)の戦略を練ります。これが #コレクターズアイテム #きのこみや @本日が誕生日の影響?)になったり、作品が時間を経て『もっと評価される』こともあります。カットされたシーンの復活や新しいシーンで、ストーリーが『もっと深く』なります。

 実は小説にもDC版と同じような『 #拡張版 』や『 #修正版 』、『 #改訂版 』、『 #新版 』、『 #増補版 』、『 #書き下ろし 』のような、著者が『もっと表現したい』という欲求を叶えるための手法があり、追加の章や、シーン、文章の修正、キャラクターやプロットの再構築、著者のコメントなどが加わることがあります。

 私の #短編小説 の前書きには、長~い用語説明や無駄話が多いので、読者が本文にたどり着くことは少ないようです。そこで『短縮版シリーズ』の登場です! これまでの長い説明は、『あまり知られていない概念の解説』が必要だったからですが、これからは短編の冒頭に『 #短縮版 』と書いて、サクッと本文からスタートすることにします。

 通常、小説家は自分の作品の解説をしませんが、私の【短縮版】では短編の後に『自己解説』をします。これはちょっと、ギャグが滑った芸人が、そのギャグのどこが笑いのツボだったのかを、後から説明するような恥ずかしさがあります。しかし、これまで十分に無知を晒して恥をかいているので、もっと恥をかいたところで大差ありません。

 次回から、タイトルの前に【短縮版】とあったら、この話の続きです。

つづく…





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