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若者が秘める可能性に魅せられて【アルムナイインタビュー第14弾】

今年9月に開催されたアイセック・ジャパン60周年記念式典。

このシリーズでは、そのコンセプトである”a passionate story”にちなみ、60年分のリーダー達の熱い想いとストーリーを届けることをテーマにアイセックから社会へと羽ばたいた方々のお話をお届けします。

今回は、現在エス・エム・エス事業会社の人事で活躍中の天野佑里さんにお話を伺いました。
「We strive to achieve Peace and Fulfillment of Humankindʼs Potential.」
平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現を目指す、
というビジョンを掲げるアイセックで得た経験と、現在のキャリアはどのように繋がっているのでしょうか。

天野佑里さん

【プロフィール】
2012年度入会。アイセック青山学院大学委員会。
1年次には開発系プロジェクトの貧困地域、ボランティアのインターン、外部関係を経験。
3年次には送り出し事業の統括を務め、4年次では事務局で送り出し事業を担当、その他 Japan Woman's Initiative の商品開発に携わる。
その後ファーストキャリアに入社し、組織開発などのコンサル関連に従事。今年転職し、SMS事業会社の人事で活躍中。

現在はどのような活動をされているのですか?

社会人キャリアとしては、1社目にファーストキャリアにて研修を通しての組織開発などの業務を行っていました。

今年からは株式会社エス・エム・エスに転職し、採用や育成、制度など会社内の人事周りの業務に携わっています。

アイセックの活動が、今のキャリアにどのように生きていると感じていますか?

私の人生観における根本的な軸は、個人の可能性が組織の中でしっかりと発揮される環境を整えることで、
個人と組織の相乗効果を生む社会をつくることです。

この想いの醸成にはアイセックでの経験が深く結びついています。送り出し事業やJWI(注)での経験から学生の成長を間近で目にしたことで、日本の若者がうちに秘める可能性を強く実感しました。きっかけさえあれば人は自分の得意分野を見つけ、さらにその得意分野を突き詰めていくポジティブさを兼ね備えていると思います。

また、アイセックの活動で海外を訪れた際に、経済的に日本より貧しいとされる国の方々のポジティブな熱量を感じ、海外に対して支援を行うよりもまずは日本の活性化に貢献したいという考えにたどり着きました。

このようなアイセックでの原体験をもとに、理想を実現するには自分に何が必要かを考えてキャリアの選択を行ってきました。ここに、アイセックでの活動が生かされているように思います。

(注)JWI…Japan Woman’s Initiative Programの略。自分らしく社会で活躍できる女性の輩出を目指し、アクセンチュア株式会社様とアイセックが協働して運営している。2010年に始動し、2022年現在も続いている。

現在情熱を注いで取り組んでいるものはありますか?またどんなことが原動力となっていますか?

情熱を注いでいるのは、現在の仕事です。
自分が叶えたいビジョン、 理想像に繋がっていると実感できるのでモチベーションの維持ができています。

また、その中でも先ほど述べたような成長をしている個々人の姿を見ると、もっと頑張ろうと熱量を絶やさずに活動を続けられると思います。

この先のキャリアでどのようなことに取り組んでいきたいと考えていますか?

しばらくは今の職場で、人事の面から人の成長を最大化する最適な手段を模索していきたいです。そして、現在は社会人に対しての仕事が中心になりますが、将来は子供の教育環境にもアプローチをかけていきたいと考えています。

これまでの経験から、家庭環境は人格の形成に大きな影響を及ぼすと感じました。ですので、個々人が持っている力を最大限活用できるように、幼少期の環境に対してアプローチをかけていきたいです。

ただその詳細はあえて決めておらず、日々の出会いの中で得られる知見を柔軟に採用しながら、その都度最適な選択を行えればと考えています。手段ありきではなく目的や叶えたい事ベースで引き出しを持っている人になりたいです。

インタビューの様子。下段に天野佑里さん。
上段右から塗師蘭、上原楽久(共に青山学院大学委員会所属)

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最後まで読んでくださりありがとうございました!
これからの投稿も、ぜひ楽しみにしていてください。

#アルムナイ #インタビュー #アイセック

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