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【国際会議】世界の仲間に、会いにいく-委員長を志す二人が、アイセックの国際会議に飛び込んで得たものとは。

こんにちは!アイセック・ジャパンです。

アイセックは、世界100以上の国と地域​に​支部を持ち​、​約30,000人の学生が所属する非営利組織です。海外インターンシップやオンラインの国際交流プログラムなどの運営と参加を通じて、平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現を目指しています。

今回は、アジア・太平洋地域で活動するアイセックメンバーが集まる国際会議、Asia Pacific Leaders Summitにアイセック・ジャパンから参加したメンバーにインタビューを行いました。

Asia Pacific Leaders Summit(以下:APLS)とは
アイセックにおけるアジア・太平洋の22の国と地域からそれぞれの代表を含め約100人が集まる国際会議。

計5日間の会期では、世界を取り巻く潮流から経営方針の議論、更にはリーダーシップやチーム活動の振り返りなどが行われた。その中でも3日目には、現地の小学校に赴きSDGsについて小学生に授業を行う“World’s Largeset Lesson”が開催された。また、夜には出身地の文化を披露する"Globall village"や、タイの様々な音楽とともに現地の文化を体験する“Thai Night”なども開かれた。

ーーAPLSに参加した理由を教えてください!

浅野:僕の委員会の委員長が去年APLSに参加していて、その様子を直接聞く中でとても楽しそうだと思ったことが最初のきっかけでした。

自分自身の経験としても、今年の夏に日本で開催された国際会議に参加したのですが、その時からもっと多くの海外のメンバーと交流したいと思っていたんです。交流を通して、多くの知見や他の支部の情報を知りたいと思い、参加しました。

岡林:今年の5月に、スリランカで開催された国際会議に参加したのですが、その時に得られた学びが大きかったため、今回も参加することを決めました。

ちょうど参加するかどうかを決めるタイミングで委員長に立候補したので、日本以外のアイセック支部の状況を把握し、アイディアを得るいい機会だと思っていました。

あとは、友達である海外のメンバーに誘われたので、参加を決めました!

ーー印象に残っていることや学んだことを教えてください

浅野:「First 30 days action」というセッションがとても印象的でした。

自分がもし委員長に当選したら、最初の30日をどう過ごすだろうか?という内容で、どんなことが不安か、何に躓きそうかを想定し、さらにそれらをどのように乗り越えていくのか、他の委員長立候補者と共有しました。自分が委員長に選ばれた場合、どんなスタートダッシュをするのかについての具体的なイメージを作ることができました。

他にも、メンバーがアイセック活動を通して得る経験をより濃密に、より良いものにするためについて学びました。

海外のメンバーとして感じたことは、まず、日本への興味を持っている人が想像以上に多いことです。日本でのインターンシップを希望している人もいて、受け入れ事業の需要が高いことを肌で感じました。日本語を話してくれる人もいて、日本からの参加者はみんな可愛がられていました(笑)

また、アイセックの活動への想いの大きさも感じました。自分たちの支部や委員会に誇りを持つ熱狂度合い、目の前の若者を変えようとすることの必死さ、そして、アイセックが届けているものの重要さを信じること、そんな熱意を会話するたびに感じ、大きな刺激になりました。

岡林:まずは、世界の様々な現状を知ることができたことが、大きな学びでした。国際本部で活動しているメンバーが、「人々の多くが、自分たちがいかに恵まれているかに気がついていない。だから、世界で起きている問題を他人事だと思い、行動も起こさないんだ。」と話していたことは、特に印象に残っています。

そして、アイセックは社会に意見を発信していく団体であるからこそ、それを自分自身が一番に信じ、そして一番ワクワクするような伝え方をする必要がある、 “If you want to inspire someone, inspire yourself” という姿勢を学びました。他にも、基本は春と秋にしか新歓を行わない日本の委員会とは違って、より流動的に入会ができる制度になっていたり、1つの委員会が開くイベントの規模なども日本支部とは大きく違っていることを知りました。

委員長に立候補したことを話すと、リーダーとしての立ち回りについても教えてもらいました。どのような要素がチームをうまく回すのか、逆にうまく回っていない時の兆候を振り返ってみたり、リーダーとして持つべき意識、やるべきことなどについて考えることができました。

あと、タイの料理はとにかく辛かったことも大事な学びでした(笑)

ーー今回の経験を、今後どう生かしていきたいですか?

浅野:APLSで得た、海外支部や委員会の情報から得たヒントから、自分の委員会の活動をよりよくすることに尽力したいです。

例えば、海外の委員会では大学の講義に活動を取り入れてもらっているところもあるそうです。自分の委員会なら、大学とどんな形の協働ができるのか、アイディアのヒントをたくさん得ることができました。

また、今回知り合うことができたメンバーと連絡をし、委員会同士でも支部を超えた協力関係を築いていければと考えています!

岡林:APLSで学んだことをどんどん実践していきたいです。

特に、会議の中で学んだ、リーダーとしてのスピーチの仕方、どうすれば目の前の相手に思いを届けることができるのかを意識しながら、委員長として委員会を引っ張っていければと考えています。

そして、今回国際会議に参加できたこの経験を、自分の委員会やアイセック・ジャパンのメンバーに共有していきたいです。

率先して手を挙げて発言することや、みんなで一緒にダンスをして体を動かしたりなど、素敵だと思った文化も広めていきたいですし、国際会議で知り合ったメンバーと自分の委員会のメンバーが交流できる機会を設けることで、海外のメンバーとの接点を増やしていきたいと考えています。

ーー読者の皆さんへメッセージをお願いします!

浅野:もしアイセックのメンバーになったなら、ぜひ国際会議に参加して欲しいと思います!

アイセックが持つ、国際的な繋がりを全身で感じられるのが国際会議です。APLSで出会ったメンバーたちの多くが選挙の前にメッセージを送ってくれたり、当選後には祝福してくれたりと、今でも繋がりを感じることができます。

また、彼/彼女からは会期中にも何度も励まされ、鼓舞されました。同志を全力で応援してくれる姿勢はとても素敵だなと思ったし、話すだけで元気をもらえることが多く、人を鼓舞する姿勢や前向きな考え方にはとても影響を受けました。

国際会議ではたくさんの新しい出会いがあります。新しい考え方や価値観などに触れることは本当にいい刺激になりますし、世界中に自分と同じ意思を持って活動する仲間がいるという実感が湧きます。

僕も、今回できた友達に会いに、そしてより大きな学びを得るために、また国際会議に参加するつもりなので、もし今後参加する人がいれば、どこかで会うかもしれませんね(笑)

岡林:参加できるのは、意思を持ち、選ばれに行った人だけです。海外に旅行で行くのとでは、得られる経験の幅が段違いだと思います。

海外のメンバーからとても可愛がられるのも、おすすめポイントです(笑)

チャンスを生かさない手はないので、ぜひ国際会議への参加を選択肢に入れてみてください!


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