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アジア・太平洋地域中のリーダーが集結。アイセックの国際会議参加者インタビュー[前編]

こんにちは!アイセック・ジャパンです。

アイセックは、世界100以上の国と地域​に​支部を持ち​、​約30,000人の学生が所属する非営利組織です。

海外インターンシップやオンラインの国際交流イベントなどの運営と参加を通じて、平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現を目指しています。

今回は、アジア・太平洋地域で活動するアイセックメンバーが集まる国際会議、Asia Pacific Leaders Summitにアイセック・ジャパンから参加した方にインタビューを行いました。

Asia Pacific Leaders Summit(以下:APLS)
アイセックにおけるアジア・太平洋の22の国と地域からそれぞれの代表を含め約100人が集まる国際会議。
2020年2月以来の対面開催であり、国際労働機関(The International Labor Organization)やAmazon Web Servicesが協賛のもと、カンボジアで開かれた。

計5日間の会期では、世界を取り巻く潮流から経営方針の議論、更にはリーダーシップやチーム活動の振り返りなどが行われた。
その中でも4日目には、現地の小学校に赴きSDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」について小学生に授業を行う“World’s Largeset Lesson”が開催された。
また、夜には出身地の文化を披露する"Globall village"や、カンボジアの様々な音楽とともに現地の文化を体験する“Cambodia Night”なども開かれた。

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本インタビューでは、アイセック・ジャパンからAPLSに参加した高橋祐哉さん(写真右、2022年度/2023年度アイセック・ジャパン代表)、山形克聡さん(写真左、2023年度京都大学委員会 委員長)にお話を伺いました。

ーーAPLSで最も印象的だったことは何ですか?

山形 リーダーシップはリーダーがいるからこそ育まれる。“We have to be the leaders that create leaders(僕たちは、リーダーを生むリーダーになる必要がある)”という言葉を、AIESEC全体のトップが語っていたことが心に残っています。

AIESECは”Activating youth leadership”を掲げて活動していますが、その言葉を彼が体現していたことにしびれました。
リーダーシップは人と関わることで育まれるということや、リーダー の言葉や物事に向き合う姿勢全てが周りに影響を与えることなど、来年度僕が委員長として意識したい考え方を学ぶことができました。

高橋 僕は、イベントの1番最後の時間がとても心に残っています。5日間ともに過ごしてきた参加者が1つの部屋に集まって、ハグと共に感謝を伝えるという、本当に素敵な空間でした。
たった5日間の出来事だったのに、一緒に肩を組んで歌を歌っていたら、自然に涙が出てきたんです。

それぞれが社会やアイセックにかける思い一つひとつに感動したし、様々なバックグラウンドを持つ若者が同じ理想を目指しているのだと全身に伝わってきたあの感覚は、ずっと忘れないんだろうと思います。

山形 イベント中使われていたプレイリストを聞くとあのときの熱気を思い出せるので、帰国後もずっと聞いています(笑)

ーーAPLSで出会ったアイセックメンバーとの思い出を教えてください!
高橋
 本当にたくさんのアイセックメンバーとのエピソードが生まれましたが、最も仲良くなったのはミャンマー支部の代表であるZaw君です。

共通の目標のために一緒に他の国や地域の代表に交渉しに行ったり、互いの悩みや将来像など自分のことを語り合ったりしました。親友以上の関係性とも言える、海の向こう側の若者と出会うことができて、本当に嬉しかったです。

もう一人、アジア・太平洋地域のアイセックを統括するスリランカ出身Sisithaとは食事中もどうすればこの組織を発展させられるかや、どのように他の地域と協力できるかなど、有意義な議論を重ねられたことが印象的でした。

APLSが終わってからも、アイセック・ジャパンに期待していることをメッセージで送ってくれるなど、実際に会うことで築けた信頼関係が今でも続いています

山形 僕は参加前に、最低5人の人とは仲良くなろうと決めていたのですが、気がつくと数十人と友達になっていました(笑)

中でも特に仲良くなったのはスリランカのRaveenです。元々日本に興味を持ってくれていたそうで、日本や僕たち自身の話など、たくさんのことを話しました。

会期の最終日、参加者が思い思いに感謝を伝える時間で、みんなの前で「本当に素敵な人に出会えた」と僕の名前を出してくれたことが心から嬉しかったです。

そしてもう一人、オーストラリアのJamesもたくさん話しかけてくれた1人でした。
彼は本当に多様性を大事にしていて、他人を受け入れる姿勢が強く感じられました。拙い英語を話す自分を受け入れてくれた上に、オーストラリア支部に来なよ、と勧誘までしてくれました。
さまざまなルーツを持つ人々が暮らすオーストラリアで育まれた、彼の「受容の精神」に何度も救われました。

高橋 何気ない会話から感覚の違いを感じましたね。互いのバックグラウンドや性的指向をオープンにしているのが新鮮で、これも国際会議に参加した中で印象的な瞬間でした。

ーー なるほど。アイセックは異文化理解を大切にして活動していますが、まさにそれを体験したのですね。そんなメンバーたちにアイセックらしさを感じた場面はありましたか?

高橋 国や地域によっては政治状況が安定していない所もあります。
そんな中でも、それぞれの代表たちは「よりよい社会を作りたい、こんな未来にしたい」という想いが溢れ出ていて、そこにアイセックのメンバーらしさを感じました。

山形 出会った全ての人が、目の前にいる人の力が最大限発揮されるように振る舞っていたのが印象的です。
勇気が出ないときにやる気にさせてくれる言葉をかけてくれたり、「やろうぜ!」と巻き込んでくれたり、時に大丈夫だと優しく接してくれたりと、アイセックがVisionとして掲げる “Peace and Fulfillment of Humankind’s Potential(平和で、人々の可能性が最大限発揮された社会)” というのがまさに実現されていた空間でした。

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前編は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

インタビュー後編では、国際会議に参加して変わったことや、今年度への意気込みをお聞きしました。ぜひご覧ください!

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