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アジア・太平洋地域中のリーダーが集結。アイセックの国際会議参加者インタビュー[後編]

こんにちは!アイセック・ジャパンです。

アイセックは、世界100以上の国と地域​に​支部を持ち​、​約30,000人の学生が所属する非営利組織です。

海外インターンシップやオンラインの国際交流イベントなどの運営と参加を通じて、平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現を目指しています。

今回は、アジア・太平洋地域で活動するアイセックメンバーが集まる国際会議、Asia Pacific Leaders Summitの参加者へのインタビューの後編をお届けします。
インタビューの前編はこちら!

Asia Pacific Leaders Summit(以下:APLS)
アイセックにおけるアジア・太平洋の22の国と地域からそれぞれの代表を含め約100人が集まる国際会議。
本会期は2020年2月以来の対面開催であり、国際労働機関(The International Labor Organization)やAmazon Web Servicesが協賛のもと、カンボジアで開かれた。

アイセック・ジャパンからAPLSに参加した高橋祐哉さん(写真右、2022年度/2023年度アイセック・ジャパン代表)、山形克聡さん(写真左、2023年度京都大学委員会 委員長)

ーーAPLSに参加する前とした後で変わったことはありますか? 

高橋 自身の人生観が大きく変わったのは、これまで数回しかありません。
最初に大きく考えが変わったのは、海外インターンシップでガーナに行ったときでした。
ガーナで出会った他のインターンシップ生が、若者やリーダーシップの可能性を語っていて、遠く離れた国の人が同じ想いを持っていることに感動しましたし、このような経験を届けるアイセックに強烈な可能性を感じたことが僕の原点になっています。

その次に自分の考え方が大きく変わった機会が、このAPLSなんです。
他の支部で活躍する仲間に直接聞いた、それぞれの支部にある可能性や課題にはたくさんの学ぶべき点がありました。

アイセック・インドでのコカ・コーラ様との協働事例、アイセック・タイランドでのスタートアップの経営を模倣した事業開発方法の導入、アイセック・インドネシアでの人事システムの構築、アイセック・マレーシアでのビザによる受け入れ制限の課題など、挙げればきりがありません。

今回学んだことを活かして、新しいことを生み出したり、課題を解決したりできるような海外支部とのコラボレーションを増やしていきたいです。
世界中に広がるネットワークをデザインすることで、アイセックの可能性を広げられると確信出来るようになったことが参加前後での1番の変化です。

山形 僕の中での大きな変化は、自分がアイセックの推進者の一人であると自覚できるようになったことです。
アイセックのトップリーダーやアジア・太平洋地域のリーダーたちと繋がり、彼らが実在することを知ったからこそ、自分が所属する委員会だけでなく、日本やアジア・太平洋地域、そして世界中に仲間がいるのだという実感を得ました。
このような貴重な経験を、今回参加できなかった人にも還元することで、より多くのメンバーが大きな舞台で活躍できるようサポートをすることが自分の使命だと思っています。

高橋 世界中のアイセックを統括するリーダーが自分やアイセック・ジャパンに対して言葉をかけてくれたように、日本の中で活動しているだけでは関わらなかったはずの人と出会い、そしてその人との対話が自分の人生に影響する経験を何度もしました。
人との出会いは一瞬かもしれないけれど、バカにならないんです
また、自身も国境にとらわれずいろんな国や地域のアイセックに貢献したり、たくさんの若者の可能性を広げていきたいと考えるようになりました。

山形 繋がることで顔が見える存在となり、一体感が生まれたからこそ、その人たちと同じ視点でアイセックを推進していきたいと思えるようになりました。
こんな風に同じ時間と空間を共にするという体験をより多くのメンバーに届けられればなと思います。

ーー若者にとってアイセックはどんな存在だと思いますか?

高橋 今回強く実感したのはやはり、アイセックが若者のリーダーシップを最大化するプラットフォームなのだ、ということです。

APLS全体を通して感じられた、誰かの挑戦や行動を応援する雰囲気や、社会に対して想いを発信している海外の仲間を目の当たりにしたことで自身もたくさん刺激をもらいました。
アイセックで得られる国境を越えた繋がりは、若者のリーダーシップを育み自分で一歩踏み出すことを促してくれます。

このような経験を届けることが重要だからこそアイセックは75年もの間続いたのだろうし、これからも僕たちが世界に届けていくことなのだと改めて感じました。

山形 今回を通じて、アイセックは「より良い世界をつくりたい」と願う若者が集う本当に美しい場所だと感じました。

1年前、当時アイセック全体のリーダーだったLouiseがアイセック・ジャパンの会議に来たとき、「アイセックはすごく美しいプラットフォームなんだ」と語っていました。当時も聞くだけでワクワクしていたのですが、今はそれに実体験も伴ったことで、確信を得ました。

どの海外支部も委員会も、それぞれに課題がありますし、文化や言語などの背景も違うけれど、「平和で、人々の可能性が最大限発揮された社会」という大きなビジョンを掲げていることは共通です。

同じ理念や世界観を共有することで、世界中のあらゆる人と通じ合うことができる。そうした世界の姿を体感できる場所がアイセックだと思います。

ーー最後に、APLSの経験を踏まえて今年挑戦したいことを教えてください!

山形 グローバルな機会を原体験として持つことの可能性は無限大です
自分と違うバックグラウンドや価値観を持つ人々と関わることで得られる学びや気づきの価値を改めて実感できたので、こうした経験をできるだけ多くの他のメンバーにしてもらえるよう委員会の活動でも尽力していきたいです。

また、次年度はアイセック・ジャパンとして海外支部との連携を押し出しているので、自分自身もジャパンを代表するような気持ちで、日本のメンバーを巻き込んでいきたいです。

高橋 僕はアイセック全体に貢献できる支部代表になりたいです。
アジアだけでなく、世界中の支部の代表の1人としてより広い視野を持ち、今の世界にアイセックは何ができるのかを各代表と対話しながら自身もリーダーシップを発揮していきたいです。

そして、来年は若者の想像力を広げる場をつくったり、そんな場に挑戦する人を増やしていきたいです。

APLSのようにバックグラウンドが違う人が出会う経験は、数日という短い時間であっても、日々の見方や行動を変える大きなきっかけにすることができます。

もし自分たちの手で同じような場を作り、そこに参加する若者が増えれば、今の日本に漂う閉塞感や、若者が未来に希望を持てないこの状況に風穴を開けられるのではないかと考えています。
若者が未来にワクワクするような瞬間を生み出し、それを経験する若者を増やす1年にしたいです。

ーーー編集後記

世界中でアイセックの仲間が同じ理念のもと活動していることが実感できた、ワクワクするインタビューでした。

異なる文化を持つ若者同士が、協力して活動する機会を創出できるプラットフォームであるということが、アイセックの特徴です。

この記事を読んで、若者にリーダーシップを育むことや世界中の仲間と協力すること、自分を変える機会に挑戦することに興味を持っていただけると幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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#アイセック

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