あらためまして、SANU創業の想い
一人で下を向き、思わず笑顔になってしまう瞬間がある。早朝、誰もいない海。オレンジや紫、赤といった無数の色を湛えた朝焼けに染まる海面を、穏やかな波と共に滑る時。雪の降る白銀の冬山。仲間との距離がひらき視界から人が消え、ふと静寂が訪れた時。
30歳になった頃、私の人生は有限であり、かつ、自然は圧倒的に美しいことに気がついた。この時に何か特別なことがあったわけではない。しかし、20代を終え、肉体的にはこれから衰退していくんだな、なんて考えていた思考の先に行き着いた感覚。ちょっと待