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ズバリ気になるマーケティングの適性とは!?仕事内容とマーケティングに向いてる人、向いてない人の特徴を解説

こんにちは!
アイドマ・ホールディングスです。

マーケティングの仕事に興味を持っているけど、具体的にどんな仕事なのか、実際に自分がマーケターとして働けそうか良く分からないという方もいるかもしれません。

今回はそんなマーケティングの仕事内容を理解しながらマーケティング職の適性をチェックできる内容になっています。

マーケティングの仕事内容を知ってマーケティング職の適性、必要なスキルを確認!

マーケティングとはいっても実は務めている企業の業種やマーケティング手法によって、いくつかのタイプに分類されます。

タイプごとのマーケティングの知識を深め、自分の興味分野を深堀りしていくきっかけにしてみてください。

またマーケターのスキルアップのポイントや未経験からマーケティング職に就くためのポイントなども紹介していますので、是非最後までチェックしてみてくださいね。

 マーケティング職の基礎知識

まずはマーケティングについて知識のおさらいをしてみましょう!

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マーケティングとは?

マーケティングとは商品やサービスが売れる仕組みをつくることです。例えば新しく飲食店をオープンしたいと考えている場合、検討しなければいけない事は沢山あります。

飲食店を新規出店する場合に検討する項目

・お店をどこに出すか
・オープン時の宣伝方法はどうするか
・ターゲット層と価格の設定
・お店のコンセプト
・ホームページやSNSの運営

商品やサービスの良さをどのようにお客さんに伝えるか、注目をしてもらえるお店になるにはどんな企画が必要かを考えるのがマーケティングの仕事です。

範囲が広く、ある意味抽象的に感じるかもしれません。より詳しいマーケティングの仕事内容は後程ご説明します。

 マーケティングプロセスと各段階での仕事内容

商品やサービスが売れる仕組みを作るというマーケティングにはある程度定められたプロセスがあります。

マーケティングプロセス5段階

①市場調査
②セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング(STP)
③マーケティングミックス
④戦略実行
⑤分析・評価

ステップ①市場調査

マーケティングはまず市場のリサーチから始まります。市場のニーズや競合他社についての情報収集、そして自社の強味を活かして顧客にどんな価値を与えられるかを分析します。

ステップ②セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング(STP)

市場調査で得た情報を元に市場を細分化(セグメンテーション)した上で、より効果的に商材をアピールできるターゲット層を選定(ターゲティング)し、その市場で発揮できる強みや差別化できるポイントを整理(ポジショニング)します。

ステップ③マーケティングミックス

販売の基本となる製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、広告(Promotion)という4つの要素を踏まえて実際の販売に向けて顧客へのアプローチ方法を決定していきます。

ステップ④戦略実行

ついにこれまで準備してきた商品を実際に販売する段階です。

ステップ⑤分析・評価

マーケティングにおいて最も大切とも言われる分析・評価の段階では、結果を確認するだけでなく問題点や改善点を洗い出し次の手を考える必要があります。

 マーケティングの手法別徹底解説

マーケティングは利用する媒体や手法によってその仕事内容が大きく異なります。

リアルマーケティング

リアルマーケティングとはオフラインで行われるマーケティングで、顧客に向けて直接現場で販促のプロモーションを行います。

例えば試食販売や集客イベントなどが挙げられます。

直接顧客と対面して商品のアピールを行うため、お客さんの反応が分かりやすく、お客さんの立場としても直接商品を試したりその場で質問ができるため信頼しやすいという特徴があります。

デジタルマーケティング

一方お客さんと直接対面せずオンラインでプロモーションを行うのがデジタルマーケティングです。

企業がオウンドメディアを運営したり、自社サイトのSEO(検索エンジン最適化)対策を強化したり、オンラインで広告を出したりするのもデジタルマーケティングの手法です。

特にスマートフォンが普及し、誰でも気軽にインターネットに接続し、SNSなどでの交流が盛んになりデジタルマーケティングの注目度が高まっています。

商材やターゲット層などによってもマーケティングの手法が変わってくるため、マーケティングの仕事に就きたいと考えている方はその会社が実際に行っているマーケティングの種類についても注目してみてください。

 マーケティングの適性があるってこんな人

マーケティングに向いている人の特徴をご紹介します!

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複数の視点から物事を考えられる

マーケティングを行うにはユーザーの立場に立って、その人が求めているサービスを提供することが重要です。

そのためあまりにも自分の思い込みが激しかったり、他の人の意見を取り入れられなかったりすると独りよがりで効果の出ないプロモーションになってしまう可能性があります。

常に「こんな時は?」「他にも可能性があるのでは?」と自分の考えだけにとらわれず、複数の視点から物事を観察する姿勢が大事です。

新しいことを学ぶのが苦じゃない

特にデジタルマーケティングの分野ではIT業界の急速な成長に伴って最新のツールやサービスを利用したり、新しいマーケティング手法を試していかなければいけません。

またマーケティングプロセスでもご紹介したようにマーケティングとは1度プロモーションを立ち上げたらそれで終わりではなく、その結果を分析し改善を加えながら、更に効果的な施策を考える必要があります。

ルーティンワークより毎日何かを考えながら新しい事に挑戦する事が好きな人にはマーケティングの仕事が合っているかもしれません。

論理的に説明ができる

マーケティングの仕事を行う中では情報収集やデータの分析、そしてその情報の共有が欠かせないため、情報を上手く取り扱い論理的に説明できる能力が必要です。

散漫しているデータのどこに着目するのか、どうやって資料をまとめるか、相手に伝わりやすいようにするにはどうしたら良いかを考えられると良いでしょう。

細かい作業をきっちりこなせる

プロモーションをする際に新しいサービスを立ち上げたり、ウェブサイトの運営に携わったりするマーケティング職には細かい仕事をコツコツ確実にこなせる人が適しています。

不特定多数のユーザーが興味を持ってくれて、且つ快適に利用できるプロモーションを企画したり、イベントページを準備したりするためにユーザーの立場でひとつずつ検証していく必要があるからです。

膨大なデータを扱うマーケティングの仕事には、意外と地味で根気のいる作業が多いという事を知っておくと良いでしょう。

 マーケティングに向いてない人の特徴

反対にどんな人がマーケティングの仕事に不向きだといえるのか、確認していきましょう。

情報収集能力が低い又はパソコンが苦手

マーケティングでは必要な情報を正確に入手し、処理できるというスキルが重要になるので普段からネット検索などで上手く情報収集ができないという人はマーケティングの仕事が負担になってしまうかもしれません。

またそんな情報収集の手段として必須のコンピューターの操作に苦手意識がある場合も、常に新しい知識を吸収していかなければならない仕事には合わない可能性があります。

数字を扱うのに抵抗がある

マーケティングではデータの数字から問題点を洗い出したり、改善点の提案をしていかなければなりません。

そこまで飛び抜けたスキルが必要なわけではありませんが、数字取り扱って分析を進めるために正確さが求められる仕事です。

コミュニケーション能力が低い

デジタルマーケティングなどであれば、お客さんと直接対面しないのでコミュニケーション能力はたいして必要ない…と思われる方もいるかもしれません。

実際にはマーケティングの仕事内容は多岐にわたり、いくつかの部門の橋渡し役となる場合が多いのでコミュニケーション能力が大いに求められる仕事です。

コツコツと1人でデータ分析だけをしていたい、という様な場合にはマーケターの仕事は不向きかもしれません。

 マーケティングの仕事はどこでできる?

業界や業種ごとに異なるマーケティング職をご紹介します。

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メーカー企業
取り扱いたい商品やブランドがはっきりしている場合はメーカー企業のマーケターとして就職する方法があります。

製品のブランディングに直接携わることができるため、そこにやりがいを感じる人もいるかもしれませんね。

ただし会社の規模が大きい場合はマーケティング未経験での転職者を受け入れていない場合もあるようです。

中小企業では比較的未経験者を受け入れてくれる所も多いですが、その場合マーケティングだけでなく幅広い仕事を担当することになる可能性があります。

広告代理店
広告代理店でマーケティング職として働く場合には、テレビや新聞などのマスメディア広告やイベントの企画からWebマーケティングなどのデジタル広告まで幅広く取り扱うのが特徴です。

クライアントの依頼でプロモーションを進めていくので、スケールの大きい案件に携われる可能性もあるでしょう。

リサーチ会社
マーケティングの中でも特にデータ分析や市場調査などのリサーチを主に担当しているのがリサーチ会社です。

膨大なデータから的確なデータ抽出をすることに適性がある人は、リサーチ会社勤務もひとつの選択肢になるでしょう。

IT関連会社
特にデジタルマーケティングに携わりたい場合はIT会社やWeb制作会社でマーケティングツールの企画や営業に携わるという方法もあります。

自社ではマーケティング知識が乏しく集客に問題を抱えている企業はホームページの制作の外注や集客ツールの導入を検討することもあります。

そんな顧客に向けてマーケティングの知識を活かしてツールを提案したり、改善点を一緒に考えて行ったりするところにもマーケターが活躍しています。

その他企業のウェブ担当
メーカー企業でなくても近年では大抵の企業が自社ホームページを持ち、サイトで情報発信や問い合わせの処理を行っています。

Webに特化したマーケティングに興味がある場合はこうした一般企業でWeb担当、マーケティング担当として働くのはどうでしょうか。

この場合もマーケターとしての仕事だけでなく他の仕事も幅広く担当する可能性がありますが、社内のWeb担当者として様々な施策を主導し実際に試したりすることができるメリットがあります。

 将来性のあるデジタルマーケティング職

インターネットやデリバリーが発達し、対面でお客さんとやりとりする機会は少しずつ減っているのかもしれません。

しかし私たちがお金で物を買うという習慣がある限りは、そこにモノを売る仕組みを考えるマーケティングの仕事が常に必要とされます。

特にデジタルマーケティングの分野では、これから力を入れていきたいと思っている企業もまだまだ多く未経験者の採用に積極的な求人も見られます。

また1度どこかでマーケティングの仕事を経験しておけば様々な所でその知識が活かせるというのがマーケティングの面白さです。

例えば企業でマーケティングに携わり、そこで得た知識を使って後に自分でブログやショッピングモールも運営する時に活かすことも出来ます。

将来の可能性を広げるために、マーケティングの知識は知っておいて損はないと言えるでしょう。

しかも大学時代の専攻科目などに左右されることなく挑戦できるマーケティングの仕事は、何かスキルを付けたいと思っている人にはピッタリの仕事かもしれませんね。

 まとめ

マーケティングとはその活躍する業界や会社の規模、職種によって仕事内容が大きく異なっています。

マーケティングに適性があると言われる人は、主に柔軟で新しい情報を取り入れつつ、理論的な分析や正確な処理が出来る人です。

しかし一概に上のような要素だけでマーケティングの向き不向きを判断するのは難しい部分があり、自分に合ったマーケティングのジャンルを見つけるのも大切です。

これからマーケティング職に新たに挑戦してみようと思っている方は、自分が興味のある分野を整理してみるといいかもしれません。

この記事が参考になりましたら幸いです。

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